10人目は頑張り屋さん10

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いつも通り、ヒールに履き替えて踊る。

私にとってはいつも通りのことだけど
カメラマンさんからしたら意外なのか
驚いている様子が表情から伝わる。


そんなにビックリしないで笑



〜♪



振付師「はい、完璧だね！
今日のレッスン終了。お疲れ様！」



「「「ありがとうございました！！」」」




まさか自分がドッキリを仕掛けられているなんて
思いもしなかった私は、再び鏡に向き直った。




と...



深「はい！ということで！！
Aはたった1回見ただけで、ほぼ完璧に振りを覚えられるという結果になりました！！」



「「「うぇーい！！！」」」




『え？なに？え？』




ラウ「Aちゃん！
実は今日はテレビの取材ではありません！！
YouTubeを撮っています！」




『へ？』



康「検証企画やで！」




『検証企画？なんの検証？』




佐「「雪白A、ダンス一回見ただけで踊れる説は本当なのか！？」っていう検証。」




『え？どういうこと？』




深「Aには、今日は新曲の振り入れだと伝えてありますが...もちろん嘘です。

今日の検証の為に、わざわざ振付師さんが
難易度高めの振りを考えてくれました。」




『え？じゃあ、今の曲は新曲じゃないの？』




深「はい、違います笑」




『え、じゃあみんなは？』




佐「俺達は、1時間前くらいに振り入れした笑」




『うわ！やられた！！
え？じゃあ私の真顔がYouTubeで流れるってこと？』





深「そうだね。
髪の毛を結んで気合いを入れているところとかも
全部流れるかもしれないね。」





『最悪なんだけど...笑
警察ドッキリの時もそうだけど
素の私って全然アイドルっぽくないじゃん。』




ラウ「そのギャップがいいんだよ！」




『えー...そうかな...？』




阿「俺らもAの真似して踊ってみたけど
振りはおろか、位置移動すらまともに出来なかったよ。」




翔「いつも普通にやるからそんなに難しくないのかと思ったら激難じゃん？もうビックリしちゃって！」




舘「少なくともこのYouTubeを見てくれた人には
Aの凄さが伝わっただろうね。」




ラウ「俺の最強のシンメである
雪白Aちゃんのことを凄いと思った方は
是非チャンネル登録、高評価をお願いします！」




照「以上！！」





「「「SnowManでした！」」」





『あんなに集中して覚えたのに
まさか新曲の振り付けじゃないとは...笑』




翔「残念だったな笑」




『くそー！』

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