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照side
ストレッチを終えたAは
肩下まで伸びた髪の毛を1本に束ねる。
これは、Aが集中するときのルーティン。
隣に立つラウールは
ワクワクした顔でAを見ている。
おい、そんな顔しているとバレるぞ笑
振付師「じゃあいつも通り、Aのところには
ダンサーを入れて一回通すから。」
「はい！」
鏡の前に座り
じっとダンサーさんを見つめるA。
その顔からは笑みが消え、真剣そのものだった。
〜♪
かなり難易度の高い曲。
普通に教えてもらっていても難しいのに
一回見ただけでほんとにこのレベルを踊れるのか？
なんて、当たり前な疑問が頭に浮かぶ。
振付師「はい。オッケー。Aは？いける？」
いつも通りの質問。
「はい。大丈夫です。」
返ってくるのは、いつも通りの答え。
ダンサーさんとポジションを交代するAの姿を
シンメのラウールが嬉しそうに確認するのは
いつものこと。
そしてその様子を見て
俺たちに気合いが入るのも、いつものこと。
振付師「じゃあいくぞ。」
〜♪
音楽がかかった瞬間、Aの雰囲気が変わる。
今回の曲は、Cry out みたいなカッコイイ系の曲。
いつもみたいなほんわかした雰囲気ではなくて
クールな雰囲気を纏ったAが
グループの中心で遅れることなくガッツリ踊る。
それに引っ張られるようにラウールがガシガシ踊り
センター2人に感化されるように、俺達も踊る。
これが俺達の力だと言わんばかりに
全力で踊り続ける。
各々で踊っても、9人で踊っても
それなりには踊れるけれど
やっぱり10人で踊らないと、このパワーは出せない。
振付師「はい、OK。」
「ね、照くん。
サビ前のここの振りって、こうであってる？
なんかみんなと違う気がするんだよね...」
『あー、振り自体は合ってるな。
ただ、もうちょっと体を斜めに倒した方が踊りやすいと思うよ。』
「こう？」
『うん。いいね。』
振付師「Aの時間がヤバいから次ラスト。
Aは、ヒールに履き替える？」
「履き替えます！」
いつも最初はスニーカーで確認し、
2回目以降にヒールで踊るA。
俺ら的には、足に負担がかかるヒールは
なるべく履かないで欲しいけれど...
「練習を120%でやらないと
本番で100%の力を出さないからね。」
というAの言い分もよく分かるから
俺たちは何も言わず、見守るようにしているんだ。
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みるくてぃー(プロフ) - 美紀さん» いつもコメントありがとうございます！これからもよろしくお願い致します(*^^*) (2020年10月28日 12時) (
レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月28日 11時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - まり姉さん» 訂正ありがとうございます。先程、直しました。 (2020年10月27日 1時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 映画の告知のとこでクランクアップの時は25kg減量って書いてたのにTwitterの方では15kg減量ってなってますよ？？ (2020年10月27日 0時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2020年10月24日 22時
