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ラウールside
『あ！ちょっと、ふうたろうくん！』
突然、膝の上から飛び降り
猛スピードで玄関に走っていくふうたろうくん。
『ちょっと...どうしt...』
「ラウ...？」
慌てて玄関まで追いかけると
そこには会いたくて会いたくて堪らなかった
Aちゃんの姿があった。
『Aちゃん！！』
Aちゃんに飛びついた俺の声を聞きつけて
リビングから出てくる佐久間くんやしょっぴーに
目を丸くさせるAちゃん。
「なんで...みんな...？」
『Aちゃんに会いたくて待ってたの！！』
「え...」
『Aちゃんのパフォーマンス
ほんとにほんとに凄かった！
俺の願いを叶えてくれてありがとう..っ..』
「...っ...」
『大丈夫。今日はずっと俺が一緒だよ。
絶対1人にしないから心配しないで。』
「..っ..うぅ...っ..」
玄関で抱き合って涙を流す俺たちを見て
時田さんは「頼むな。」と呟いて家を出ていった。
深「2人とも、そんなところで泣いていないで
早くリビングに行こうよ。
舘さんが美味しいご飯を作ってくれたよ。」
玄関で抱き合って涙を流す俺たちを
優しく諭してくれるふっかさん。
『ん。Aちゃん行こう。』
普段なら無理やりでも、いつも通りを演じるのに
今日はその元気すらないのか
俺の腕にしがみついて離れない。
歳下の俺にも弱いところを見せてくれたことが
俺だってAちゃんの力になれているということを
実感させてくれて、嬉しかった。
翔「ここに座んな？」
『うん。Aちゃん座れる？』
「ん...」
佐「すっげぇカッコ良かったよ。
鳥肌が止まらなかった。」
舘「圧巻だったね。勝手に涙が出てきたよ。」
翔「SNSもAのパフォーマンスを称賛する声で溢れ返っているよ。だから心配しなくて大丈夫。」
「...私のパフォーマンスじゃない。
欅坂46のパフォーマンスだよ。」
深「...そうだな。
あの時間だけはAも欅坂46の仲間だったもんな。
そういえば、ラウールがちょっと嫉妬してたぞ笑」
『なっ！！だって俺のAちゃんだもん！！』
Aちゃんが孤独の沼に沈んでいかないように
繋いだ手にギュッと力を入れた。
『大丈夫。俺達がそばに居る。』
「...ありがとう。」
そう言って少しだけ微笑んでくれた
Aちゃんが、俺は誰よりも大好きだ。
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切な - 移行おめでとうございますー！お忙しいかと思いますが、更新楽しみにいつまでも待ってます〜 無理せず、体調や暑さ等にはお気をつけくださいね。陰ながら応援しております！ (2020年8月25日 20時) (
レス) id: f2db21a162 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年8月23日 18時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2020年8月23日 14時
