トラウマ ページ4
深澤side
「おはようございます...」
集合時間2分前...
あまりに元気のない声にドアの方を振り返ると
目をパンパンに腫らしたAが立っていた。
『ちょっ！どうした！？』
佐「なんでそんなに目が腫れてんの？」
康「こっち！」
入り口に突っ立っているAの手を取って
慌てて、ソファーに座らせる康二と
舘「冷やせるもの、もらってくる！」
楽屋を飛び出していった舘さん。
阿「どうした？」
俯いているAの顔を覗き込むようにして
阿部ちゃんが尋ねるが、反応がない。
すると照が俺だけに聞こえる声で
照「...HiHiに電話してみる？」
『え？』
照「何か知ってるかもしれない。」
確かにここ数日、HiHiの仕事が多かったから
HiHiの方が、俺らよりも知ってる可能性が高い。
『そうだな。俺、電話かけてくるよ。』
照「ん。頼んだ。」
ラウ「あぁ、Aちゃん。もう泣かないで！」
『え？』
慌ててソファーを見ると、ポロポロと涙を零すA。
蓮「どうした？なんかあった？」
目黒が聞いてもダメみたい。
少しずつ呼吸が荒くなってきて
身体は小刻みに震えている。
翔「急にどうしたんだよ...」
俺の隣で呟く翔太。
加入してからもうすぐ6ヶ月。
倒れて入院したこともあったし
仕事が上手くいかなくて落ち込んでいたこともあったけど、ここまで酷く取り乱している様子は
1度だって見たことがなかった。
舘「氷もらってきた。これで目を冷やそうか！」
ラウ「呼吸が...」
蓮「...過呼吸っぽいっすね。」
阿「A。大丈夫。
大丈夫だからゆっくり息してごらん？」
舘「一緒に深呼吸しようか。
すぅーはぁーすぅーはぁー...上手。上手。」
.
.
.
阿「とりあえず落ち着いたかな...」
康「っ！危ない！！」
しばらくして、なんとか呼吸が落ち着いた頃
意識を失うように前に倒れこんだA。
隣に座っていた康二が
咄嗟的に支えたから良かったものの
阿部ちゃんは背中をさするために
Aの後ろに回っていたし
舘様はAの斜め横で膝立ちしていたから
下手したらそのままソファーから転がり落ちていた。
舘「危なかった...」
阿「とりあえず、ソファーに寝かせようか。」
と眠ってしまったAをソファーに寝かせると
パンパンに腫れた目が嫌でも目に入ってくる。
『A...』
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みるくてぃー(プロフ) - はるごばんさん» コメントありがとうございます^ ^ここから畳み掛けていきますので楽しみに待っていてください！これからも宜しくお願いします(*^^*) (2019年11月1日 23時) (
レス) id: c0eca5b3ec (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ゆ〜さん» コメントありがとうございます^ ^過去が少しずつ明らかになっていますね笑ここから畳み込んでいきますので楽しみに待っていてください！これからも宜しくお願いします(*^^*) (2019年11月1日 13時) (レス) id: c0eca5b3ec (このIDを非表示/違反報告)
はるごばん(プロフ) - 過去に何があったのかとても気になります！更新待ってます！！ (2019年11月1日 13時) (レス) id: 7c4b4ab558 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜(プロフ) - 更新お疲れ様です！続き気になります♪ (2019年10月31日 23時) (レス) id: 279c687440 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - まさきさん» コメントありがとうございます^ ^上手くかけているか不安だったので嬉しいです！私も記憶回帰の為、動画を見ながら書いたのですが、ずっとビビっていました笑これからもよろしくお願いします(*^^*) (2019年10月31日 7時) (レス) id: c0eca5b3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2019年10月18日 0時
