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…確かにキルアとは戦いたく無いとは言ったけど。
ヒソカと戦いたいわけでも無いんだよなぁ…。
飛行船が最終試験会場に着いた。
最終試験はトーナメント形式で、そのトーナメント表はなかなかに面白い、というか面倒そうなものだった。
戦いたくないと言ったゴン、キルア、針の人とはブロックが別だからまだ良いとしよう。
ゴンと一緒にいた黒髪と金髪、そしてヒソカと覚えのないお爺ちゃんが同ブロックだ。
まず金髪とヒソカが戦い、負けた方が私と戦う。
そしてその負けた方がお爺ちゃんと戦い、最後の残った人間が黒髪と戦うという仕組みになっている。
ただ、このトーナメント戦は特殊であり、一度でも勝利すればハンター試験合格。
つまり、敗者がトーナメントを駆け上がっていく形になるようだ。
勝利条件は『参った』と相手に言わせること。
それ以外は認められず、気絶や殺しは無し。殺したらその場で失格。
この最終試験に置いて、不合格者は1人のみ。
逆に言えば、1人不合格になれば他の全員がハンターになれるというわけだ。
「ここまで来たら、面倒だとは言わないでくれよ？」
「…うーん、まあ。当たりたくない人と当たらない限りは。」
「今年受かるんだ。ボクも…キミもね❤︎」
うーん、これは受からない方がヒソカが面倒くさそうだな。
しょうがない。やれる所まではやるか。
第一試合が始まった。
忍者だとかいう男VSゴン。
結果は、忍者が降参することでのゴンの勝利。
3時間以上に渡る攻撃を全て受けたゴンは降参という事なく、忍者が根負けした。
第二試合はヒソカと金髪。
2人で少し戯れあったあと、ヒソカは降参を宣言。
どうやら、金髪もヒソカのお眼鏡に叶ったらしい。
第三試合は忍者と弓を背負った人。
結果は秒で決まり、忍者が勝った。
そして、第四試合が始まろうとしているのだが＿＿＿＿
「こう、」
「言わせないよ❤︎」
開始1秒と経たず、私の口から『降参』の声が出ようとしていたのに。
それを塞いだのは、対戦相手であるヒソカ。
そう、第四試合は私VSヒソカだった。
大きな手が、私の口を完全に覆っている。
妙な沈黙が流れ、私の目とヒソカの目がかち合う。
＿＿＿＿言わせろ。
＿＿＿＿絶対ダメ♠︎
ここに、『降参したい人間』VS『降参させたくない人間』という意味のわからない対決が始まった。
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甘夏蜜柑(プロフ) - 故に、主人公は周りとは違う料理を作って合格、という流れになっております。こちらの回答でご納得頂けましたでしょうか？ (2021年11月2日 0時) (
レス) id: 1b56a79d5d (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます。注意書きにも書いてありますが、この小説は『新アニメ版』に沿って書かせていただいています。新アニ版では、『指定食材は豚・用意された調理器具を用いる』以外に条件はありません。(続きます) (2021年11月2日 0時) (レス) id: 1b56a79d5d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - コメント失礼致します。h×h見たことありますか？試験で出た課題は豚の丸焼きだから皆豚の丸焼きを持っていったんです。豚の丸焼きしか出来ないからではありません。これでは主人公だけ不合格です。 (2021年10月30日 14時) (レス) @page5 id: ad9804768a (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - きなこマカロニさん» ありがとうございます笑 (2021年9月24日 1時) (レス) id: 1b56a79d5d (このIDを非表示/違反報告)
きなこマカロニ - コメント失礼します！自給自足って大切ですよね((好きすぎます、是非とも妄想を詰め込んじゃってください！！ (2021年9月23日 20時) (レス) id: 4314947012 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2021年9月18日 16時
