Knightsと秘密の……？【あんスタ】 (ページ5)

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――愛佳、どこにいんだよ…

俺は、とりあえず２―Ｂに行った。そこには、椚の姿が。

「先生、A見てないですか？」
「橘さん？なら、先ほど仕事を頼みましたよ。
調理室へ物を運ぶ仕事を。ああ、それから瀬名くん……」

調理室…Aに何かあったのかもしれない。

椚の話も詳しく聞かずに、2-Bを飛び出す。
蓮巳に怒鳴られそうなくらいに猛スピードで廊下を走り抜ける。
調理室へ続く階段を下る。

すると、二階から、一階への階段の踊り場にAは倒れていた。

「ヤッバ…」

Aを背負って、保健室まで連れて行く。

Aの額は熱かった。すごく。
きっと朝から熱があったんだろう。息づかいも荒い。

「先生、入ります。」

「なんだ？瀬名か。…ってAもいるじゃんか。」

佐賀美が驚いた様子で言う。

「高熱なんすよ。助けてやってください。」

「ああ、俺はもう帰るかんな。まぁ色々頼んだ！
なんかあったら、校舎裏にバイクあるから、勝手に使えよ～」

アイツ、空気だけは読めんだよな。

「あざーっす」

佐賀美は保健室を出て行った。

「A…大丈夫なのぉ…？」

Aをベットに降ろし、寝かせる。
汗をかいていた。白いハンカチを差し出し、汗を拭きとる。
　
　
体温計を引き出しから取り出し、口に差し込む。
ピピピピ。

「四十度ぉ…？」
　
　
　
　
　
――――病院行くか。