第45話 ページ2
撫子「炎の呼吸 壱ノ型 不知火!!」
二宮から繰り出されたホーネットと切り裂く撫子。
切られた直後に爆発するが、シールドでカバーすることも忘れない。
二宮「(これが“”炎の呼吸か。実際目の前で見ると攻撃力が高いのがわかる。
ホーネットを孤月で斬り、その後の爆破はシールドでカバーか。
初見でホーネットが爆破するなんて見破れるものでは無い。
それ相応の努力をしているということか。)」
撫子「(あれが合成弾の強化追尾弾…通称 ホーネット。ハウンドとハウンドを組み合わせることで出来る合成弾。
生で見るのは初めてですが、出水先輩から説明を聞いててよかった。)」
実は射手の師匠である出水から合成弾について一通り説明を受けていた。
初めて出水と会った時に、見様見真似であるが撫子が合成弾を使ったからだ。
出水《合成弾は俺が開発した強化された弾だ。
合成にはトリオンをかなり使うし、合成時間がかかるのが難点だが、その分威力はやべぇのができる。
その分攻撃のレパートリーが増えるってのが利点だな。その合成弾は使うやつが限られてる。
俺以外にはA級ではまぁいねーな。使うとしても加古さんかな。B級では二宮さんと那須さん、蔵内さん…だな。
この人たちは常に記録見て対策とっとけ。上を目指すなら、この人たちの対策含め合成弾は覚えていて損はない。》
撫子はアドバイスを元に合成弾を利用する人達を軸に射手の訓練をしていた。
出水が居ない時はひたすら記録(映像)を見て、ノートにまとめ、訓練室で同じような動きをする。
出水がいる時は記録見て、実践訓練をひたすら繰り返す。
これを数ヶ月繰り返している。学校などがあるので毎日は難しいが時間の許す限り行っている。
合成弾の利用経験があるのは、鬼殺隊の伊黒や甘露寺、不死川玄弥が利用経験あるため、この3人に相談をし、訓練を行っている。
撫子「(良かった、記録を見て勉強していて!)」
努力は裏切らない。撫子は実感していた。
撫子「(……これが射手トップの動き。やはり洗練された動きは勉強になる。)
アステロイド!!」
二宮「……アステロイド」
アステロイド同士がぶつかり、煙幕ができる。
二宮「……煙幕か……!!?」
二宮が言葉を発した瞬間、二宮は撫子が放ったバイパーによって撃ち抜かれていた。
《活動限界 ベイルアウト》
二宮「(煙幕に乗じて、バイパーを上空に仕掛けていたのか。
見事な線引きだ)」
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リン - すっごい面白いです!!更新頑張ってください。 (2022年3月29日 20時) (レス) id: eed394cd10 (このIDを非表示/違反報告)
チーズ - とても面白いです!!更新期待してます。 (2022年3月22日 21時) (レス) @page27 id: 4673827fe0 (このIDを非表示/違反報告)
さく - おもしろいです!早く続き見たいです、更新頑張ってください!! (2021年10月30日 16時) (レス) @page14 id: 0ddb5a2ff2 (このIDを非表示/違反報告)
katue(プロフ) - 続きを楽しみにしてます。 (2021年10月8日 12時) (レス) @page9 id: b112afe4a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千桜 | 作成日時:2021年2月16日 0時