後輩の裕くん #3 ページ46
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「うんまっ!!」
「ほんとだ、美味しい!」
今日は裕くんの誕生日。
勤務中夜一緒にご飯食べに行こうって言われて、
誕生日の人の誘いを断るわけにもいかなかったから
今こうして裕くんが好きな焼き鳥屋さんにいる
「裕くん美味しそうに食べるね?」
「Aさんと一緒だからかなー、めっちゃ上手いです」
「ちょ、///」
あのときに告白されて以来、
裕くんは自分の気持ちをそのまま伝えてくるようになった
恋愛対象としては見てないけど、
さすがにそれにはドキッとするし火照っちゃう
「あ、Aさんタレついてる」
「えっ?どこ?」
「ほらここ」
そう言って自分のおしぼりで私の口元を吹いてくれた
「あ、ありがとう.....///」
「ふふ、いーえっ」
「あっ、改めてお誕生日おめでとうっ...!!」
「なに焦ってるんすか笑、ありがとうございます」
そりゃ急にそんなことされたら焦るでしょーよ、!
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.
「え、いいよ私が払っ
「だめです俺が払います!」
「だって今日は裕くんの誕生日だよ?」
「知ってます、でも誘ったのは俺だから」
「ほんとにいいのに...」
主役に結局奢ってもらっちゃった...、
誕生日の後輩になにやらしてるんだろう...
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「誕生日の日に私なんかと過ごして良かったの?」
「Aさんが良かったんだもん、
今すぐにでも家に連れていきたいくらい」
「な、なに言ってるの、!///
とにかく気をつけて帰ってね?」
「ねーAさん」
そう言いながら私のスーツの裾を少し掴んだ
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「ちょっとは俺にドキドキしてくれた?」
真剣な眼差しの彼の瞳に吸い込まれそう
ほんとに後輩なのかなって思っちゃうくらい
すごい大人な対応や行動だった
.
...あれ、裕くんってこんなカッコよかったっけ、?
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私にとってもっと可愛い対象だっ...
prrrr...!!
まるで止まってたかのような時間が
また再生されたみたいにハッと現実に戻った
.
" 高貴 "
「...高貴さん?」
「...うん、ごめんね裕くん、じゃあまたあしっ...
「.....Aさん?」
「...ちょっとだけ、したよ」
「.....え、」
「じゃ、じゃあね、!」
電話が鳴ってる中
裕くんにほんとのこと言っちゃう私でした。
玉ちゃんHPB! /
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あかやま。(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます^ ^ ほんとですか!!好評で良かったです!メンバーの下着トーク、妄想広げてみました(笑)藤北先輩シリーズ今後もUPしていきますね! (2019年2月25日 16時) (レス) id: 0e8a283691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんにちは!藤北先輩シリーズとても面白いです!下着トークいいですね〜(笑)ぜひもっといろんな藤北先輩シリーズ読んでみたいです! (2019年2月24日 16時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかやま。 | 作成日時:2018年1月21日 1時