番外編 ページ15
僕はいつも1人だった
母「何なのこの絵は!?もっとマシな絵を描けないの!?」
父「こんな絵出せるわけがない描き直せ」
両親にはいつも怒られている
何処がいけないの?
どうしてダメなの?
そんなこといつも思ってた
学校だって居場所がなかった
だって不気味な絵しか描かないから
いつもいつもひとりぼっちだった
けど
ある日僕は1人じゃなくなった
?「面白い絵描くのね…」
僕「君は…君は僕の絵を怖がらないの?」
?「怖がる必要があるの?それとも怖がって欲しいの?」
僕「……ううん」
?「ならいいじゃない…それに絵なんて描く人が違ければ個性も別でしょ?」
最初は可笑しな子だと思ってた
でも飽きずに僕の所に来てくれた
嬉しかった楽しかった寂しくなかった
だけど
?「あら____今日は絵は描かないのね」
僕「うん…何も思いつかないから…」
?「ふーん…まぁそういう時もあるし…それで?悩み事?」
僕「……僕…お父さんとお母さんに芸術的な絵を描かないと家に入れないって言われちゃった…」
?「はぁ!?何それ!?」
僕「どうしたらいい?」
?「どうしたらって…ならそれでも描いてれば?それか猫とか…あと人とか!!」
僕「空…!!思いついた!!ありがとう____ちゃん!!」
?「はいはいどういたしまして」
それからひたすら空の絵を描いたり猫を描いたり
気づいた時にはもう君は隣にいなかった
そして告げられたのは君がもうこの世界にいない事
病気を持っていた君は余命を告げられてた
その時間を僕と一緒笑ってくれた
だから僕はとある絵を描いた
"波打ち際の孤独"
それは僕の気持ちを現した絵だった
君に会いたい
またお話ししたいよ
?『ゲルテナ!!早く絵を見せてよ!!』
end 〜もういない君へ〜
10人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アテナ - トラック持ち上げられるって静ちゃん並み... (2018年2月15日 16時) (レス) id: bb0da9510f (このIDを非表示/違反報告)
トンガリキング(プロフ) - 面白いでっすヾ(*´∀`*)ノギャグがちゃんとギャグになってて羨ましいです(((更新頑張ってください!w (2015年1月23日 17時) (レス) id: 6dfd4513e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:イチベラ | 作者ホームページ:
作成日時:2014年10月27日 1時