第96話 まさかの再会 ページ1
『あれー？ドリンクの粉何処しまったっけな？』
大「こっちはないぞ…」
清「こっちの袋にもない」
菅「やっぱりそのバックの中だべ」
説明しよう。
今、何が起きているかと言うと、ドリンクの粉が見つからないのだ。なので皆で捜索中。
今朝、学校では部室を元通りにすることで頭がいっぱいだったので何処にしまったか忘れてしまったのだ。
…バックに入れた記憶はちゃんとあるから、そこは大丈夫。
ガサゴソ…
『あったっ……！』
清「本当？！」
旭「良かった…！」
菅「安心だべ！」
探し始めること約5分。
バックの底に隠れていた粉を発見。
が、嬉しみのあまり思いっきり取り出してしまったので、粉の袋はポーンと中を舞い、私の手から居なくなる。
「うぉっ」
次の瞬間、後ろから知らない声が聞こえる。
…見なくてもわかる。たぶん飛んでいった粉の袋がぶつかったのだ。
私は急いで振り返って頭を下げた。
『すいません！』
「いや、別に大丈夫だよ」
その言葉を聞いてから顔を上げる。
そして目に入るのは手にぶら下がるビニール袋と紅色のジャージ、そして西谷とはまた違う感じで逆だった黒髪…
『あ…！』
「あ"っ」
その髪型には見覚えがあった。
思わず声が漏れてしまう。彼も私を覚えていたみたいで、目を見開いている。
「春高の時木兎に捕まった子！」
『ど、どうも…お久しぶりです』
大「え、知り合い…？」
「一緒に昼メシ食ったよな」
『そういえばそうでしたね』
「烏野だったとはね…千尋チャン？」
『黒尾さんも、まさか音駒だったとは』
彼の名前は黒尾鉄朗。実はこの前春高で、ひょんなことから一緒にご飯を食べた仲である。まさかの再会だ。
黒「じゃあ今日
『そうですね』
菅「え？！俺たち聞いてない！」
『あ、さっき決めたことなので、コーチたちと潔子さんしか知らないトップシークレットです』
大「そんなトップシークレット要らん！」
菅「また千尋が他の学校に…」
黒「え、千尋ちゃんそんなに浮気してんの…？」Oh!
『してませんよ。Oh!って何ですか。あと浮気とかいうのやめて下さい』
ブヒャヒャ、と癖の強い笑いをする黒尾さんを軽く睨みつける。黒尾さんは変わらず笑っていた。
『で、何しに来たんですか？』
黒「コレ、届けに来たんだよ。ってことで、俺と一緒に
右手にぶら下げた袋を持ち上げながら、黒尾さんはニヤリと笑った。
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りんねむ(プロフ) - 零さん» そんなことないです！更新しようと思ってます！ アニメも最終シーズン動き出したみたいですしね！！頑張って面白い話書いていきたいと思います！！ (2022年9月5日 0時) (
レス) id: a65ebb8e54 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 凪さん» 返信遅れてごめんなさい！コメントありがとうございます！( *´꒳`*) また、更新していきたいと思います！ (2022年9月5日 0時) (レス) id: a65ebb8e54 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - この話ってもう更新されない感じですか？😭この話春高までやって欲しいです。おもしろくて一気見しちゃいました。更新楽しみにしてます (2022年9月4日 19時) (レス) id: 3b18e7e712 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - とうとうシーズン4ですね おめでとうございます！ りんねむさんの小説、いつも楽しみにしてます。これからも無理のないよう頑張ってください (2020年7月19日 23時) (レス) id: 2e6c097ff9 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 鬼刀茜さん» 120話が"烏飼"になってました！先程"烏養"に訂正しました！御指摘ありがとうございます！m(_ _)m (2020年3月26日 13時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2020年1月11日 10時
