雪華さんリクエスト!(その壱) ページ4
[悟飯と白は例の高校で同じクラス]
悟飯side
男1「なぁなぁいいじゃんかよ〜」
男2「俺達と一緒に遊ぼうぜ」
『あの、急いでますので…』
僕が筋斗雲に乗って学校から帰ろうとした時だった。
ビルとビルの間からそんな声が聞こえた。
どうやら女性が男2人組に絡まれている様だ。
しかもその絡まれている女性、声に聞き覚えがあるような、ないような…?
悟飯「全くこの街の人はしょうがないな…。」
僕はビルの上で変身して、その現場へと急ぐ。
悟飯「筋斗雲、ちょっと待っててね。すぐに終わらせて来るから!
…スゥ…そこの君達!その人は嫌がっている!人の嫌がる事はしてはいけない!すぐにやめたまえ!」
ビルの屋上に仁王立ちし、男達に向かって叫ぶ。
絡まれている女性を見ると、やっぱり僕の知っている人だった。
男1「誰だ!」
男2「あー、俺ら友達だから。嫌がってないよな?」
『いえ、離して下さい。』
僕を見るなり、片方は激しく警戒して、もう片方はその女性と友達だとか言い始める。
…そんな訳あるもんか。
…その人が、白さんがお前らみたいなゲス野郎たちと友達な訳ないだろ!
僕は少し頭にきて、何も手出しをするつもりは無かったが、一発ずつぐらいなら殴ってもいいかな?なんて思った。
…だってその人は僕の…
悟飯「私の名前はグレートサイアマン!君達!私が怒らないうちにその人を離してこの場を去りなさい!」
男1「グレートサイアマンだぁ?ブッ)何だそのクソだせぇポーズはよぉ!」
男2「なんでてめぇの言うこと聞かなきゃなんねんだ。てめぇがどっか行け!」
僕がお気に入りのポーズをしながら忠告してやるとそんな風に言う彼ら。
しかも1人の男の手はずっと白さんの腕を掴んでいる。
…この男許せない…
男1「しねぇぇ!!」
そんな事を考えていると1人の男が僕に殴りかかってきた。
僕はその攻撃をかわし、腹を軽く殴る。
するとうっと唸ってその場に倒れ込む男。
そしてもう1人の方にも行く。
男2「お、おい、ちょっと待てよ!」
悟飯「汚い手で白さんに触るな!!」
仲間が倒れるのをみてたじろぐそいつの首に手刀をお見舞いし、白さんと引き剥がす。
悟飯「怪我は無かったですか白さん。」
『グレートサイアマンさん、助けて頂きありがとうございました。…かっこよかったですよフフッ』
少し離れたところまで行き、声をかけると笑いながらそう言う白さん。
その笑顔をみて、改めて思った。
…この人が好きだと。
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雪華 - リクエストは夜の雨で白が寛ぐと窓を開けてバータを部屋に入らせるとキスされたり愛撫される話の愛し合う裏でお願いします。 (2018年10月21日 15時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - りんねむさん» 最新とリクエスト頑張って下さいね! (2018年9月27日 22時) (レス) id: 2305a19328 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 雪華さん» 良かったです!!これからもよろしくお願いします!m(_ _)m (2018年9月10日 21時) (レス) id: 4808652658 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 凄く良いです! (2018年9月10日 20時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - 頑張って下さいね。応援しますね。 (2018年9月8日 10時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんねむ | 作成日時:2018年8月27日 16時