ep.101 白状なさい ページ10
コナンside
『…この前のカレーまだ残ってるかなー…』
赤「えぇ、多少は…」
『え?』
コ「(え?!)」
千尋の一言に、赤井さんが思わずだろうが、反応してしまった。いつも元太と同じような会話してるからな…
俺たちは誰も何も言えず、その場で固まる。
千尋がゃ百面相をして何やら考え込んでいる間に、俺は赤井さんに視線を送る。
コ「(自然に振る舞って!!)」
赤「……。コク
カレー、食べるか…?」
『え、あぁ…頂きます…』
千尋は軽くため息をつきながら、再度ソファに座った。それを確認して俺はスマホの画面へと視線を戻す。
『あ、ジンさん。』
コ「?!?!」バッ
今、コイツはなんて言ったんだ…?!俺の聞き間違いでなければ"ジン"と、そう言ったはずだか…
俺は赤井さんを見る。
赤井さんも俺と同じく驚いていた。
一方の千尋はというと、何食わぬ顔で赤井さんのパソコンの画面を見続けていた。
俺は声を震わせながら千尋に問う。
コ「千尋姉ちゃん…今、なんて言ったの…?」
『え?』
千尋はきょとんとした顔で首をかしげる。
…ちょっと可愛いとか思ってないからな…!
そして千尋は言葉を続ける。
『"ジンさん"って言ったの。この写真の人、ジンさんでしょう?隣はベルモットさん。その隣がウォッカさん。赤井さんもお友達なんですか?』
おいおい!ジンだけじゃなくて、ベルモットとウォッカの事も知ってんのかよ?!
それに"友達"って、一体全体どうなってるんだ?!
赤「え、あぁ…まぁそうだな。…カレーだ。」
『あ、ありがとうございます!
にしても凄いなぁジンさんたち。FBIにもお友達がいるのかぁ。何のお仕事やってるんだろ?』モグ
コ「ね、ねぇ千尋姉ちゃん!どうしてこの人達のこと知ってるの?!」
赤井さんから渡されたカレーを頬張りながら呑気な事を話す千尋に、俺は質問の雨を降らせる他無かった。
が、しかし。
俺が質問した途端、千尋の顔が曇る。
『そんなことより!
…二人が隠してる秘密、教えてよ。』
コ「え…?秘密…?」
俺はテンパっていて、話が理解出来なかった。
すると千尋は口を尖らせて再度俺たちに聞く。
『昴さん居ないのに赤井さんがいるんだよ?そんなのおかしいでしょう?昴さんがお泊りだなんて絶対ウソ!…本当の事を白状なさい?』
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りんねむ(プロフ) - コメント、応援ありがとうございます!これからももっともっと楽しんで頂けるよう頑張ります!! (2020年4月11日 2時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
#Marisa - めちゃくちゃ面白いです!これからも応援してます!更新頑張ってください! (2020年4月11日 1時) (レス) id: 12856f7fd8 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - イアデビルさん» コメントありがとうございます!!頑張ります!!(^_^)丿 (2020年4月4日 17時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 面白いです!更新待ってます!頑張ってください! (2020年4月3日 13時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - ルイさん» コメントありがとうございます!ファミリー揃うのマジか!!って感じです!私も公開日に絶対見に行きます!(^^)v (2019年12月6日 16時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんねむ | 作成日時:2019年11月25日 0時