ep.103 その先の答え ページ12
コナンside
『…昴さんと赤井さんは"同一人物"ってこと？』
沖「ご名答」
『…えぇぇぇええ！！』
千尋に赤井さんの秘密を教えると、リビングに悲鳴にも似た千尋の叫び声が響く。
まぁ驚くのも無理ねぇか…
『じゃ、じゃあ匂いが似てたの気のせいじゃなかったんだ…！』
コ「そういうこと。
はい、次は千尋姉ちゃんの番だよ。」
『…ちょっと待って。なんで変装してるのかもちゃんと教えて。』
俺が早々に話をふると、真面目な顔でそう答える千尋。
沖矢昴から元に戻る赤井さんをちらっと見るも、その表情が変化することは無かった。
…ぶっちゃけ言うと言いたいのは山々だ。
でも千尋が
それに例え安室さんと同じように"公安"としてヤツラに関わっていたとしても、俺たちはまだ
コ「この先の情報は千尋姉ちゃんの答え次第だよ…」
悪ぃな千尋…これだけはどうしても譲れない。
オメェを敵に回したくないし危険な目に合わせたくねぇんだ…
俺は腹をくくって彼女にそう言った。
『…わかった』
コ「！…いいの？」
『二人にも事情があることは理解したよ。
…でも私も力になりたい。出来る事は少ないかもしれないけど役に立ちたいの。だから気が向いたら教えてね？』ﾆｺ
千尋…オメェって奴は…
初めは強気だった表情も、今では優しい笑みを浮かべて俺を見つめている。
コ「…うん、約束する。」
『ありがとう。ﾆｺ
で、私とジンさんたちの関係なんだけど、大したものじゃないのよ？』
俺が真っ直ぐ千尋の目を見てそう言うと、彼女は満足そうに笑ってから自分のことを話し始めた。
俺も赤井さんも一言一句聞き漏らさないように、注意深く聞く。
『私とジンさんたちね、飲み仲間なの！』
コ・赤「………。は？」
俺の思考はそこで一度ストップした。
聞き間違いか？今飲み仲間と…
コ「もう一回言って…？」
『？…だから、"飲み仲間"！』
赤「飲み…？」
コ「仲間…？」
『そう、飲み仲間』
どうやら聞き間違いではないらしい。
俺と赤井さんは互いに顔を見合わせる。
『何よ二人してー。鳩が豆鉄砲くらったみたいな顔しちゃってさ！…そんなにびっくりした？』
そりゃするわ！！
…と言う言葉を飲み込んで俺はさらに話を聞こうと思った。
…コイツしか知らない特別な
ep.104 衝撃の真実→←ep.102 Win-Winでいこう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1011人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんねむ(プロフ) - コメント、応援ありがとうございます！これからももっともっと楽しんで頂けるよう頑張ります！！ (2020年4月11日 2時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
#Marisa - めちゃくちゃ面白いです!これからも応援してます!更新頑張ってください! (2020年4月11日 1時) (レス) id: 12856f7fd8 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - イアデビルさん» コメントありがとうございます！！頑張ります！！(^_^)丿 (2020年4月4日 17時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 面白いです！更新待ってます！頑張ってください！ (2020年4月3日 13時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - ルイさん» コメントありがとうございます！ファミリー揃うのマジか！！って感じです！私も公開日に絶対見に行きます！(^^)v (2019年12月6日 16時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りんねむ | 作成日時：2019年11月25日 0時
