3: 生かす為の道 ページ5
？「まさか、お前。知らなかったのか？」
炎のように燃えるような髪色を持った男が問う
A「…はい、…私が最後に見た兄の隊服の滅の文字と、あの
？「…あの人？」
その男は難しそうな顔で、Aを見る
A「里に訪れた、若い男です。自身のことを、全ての鬼の上に立つ、と確か、言っておりました。きっと、私の里を全壊させたのも、
その一言に一同が先ほどより騒めきたった
『全ての鬼の、』
『上に立つと、な』
『まさか、まさか、』
『あの��
産屋敷「…！」
涼しげな顔色を保っていた産屋敷でさえも、目を見開いていた
だが少女にとって、今、重要なのは兄のことであった
兄が、自分に隠し事をしていた事があまりにもショックで俯く
なぜ、
なぜ、
何故、兄は鬼殺隊に入っていると言ってくれなかったのだろう
私は、確かに子供だが、それは見目の話
花憑きとして、人生の半分は越えたというのに。
A「あの…おひとつ、お伺いしたく思います…」
兄は、何故、鬼殺隊に入ったのでしょうか…
産屋敷「…��花憑き��という呪いを知っているかな？」
A「…！」
彼の口から出たその単語に、強い衝撃をうけた
産屋敷「それは知っている顔だね。…あの子はね、その呪いを解く手がかりをこの鬼殺隊で探していた」
産屋敷は花鬼 雪の言葉を思い出すかのように、目を閉じた
ーーーーーーーーーーーーーー
雪『代々の花鬼の女当主のみ引き継がれる短命の呪いです。胸に咲く花の痣が全て、咲ききると死んでしまう。俺の大切で、最愛なる者が、それにかかっている。だから、俺は…』
ーーーーーーーーーーーーーー
産屋敷「その子を生かす為に、その子が生きる為の道を探す。
A「…っ、」
涙が、出た
生きる事を、諦めたわけではなかった
だが、花憑きに生まれたからこそ、待ち受ける死をずっと、ずっと考えて生きてきた
きっと私は、自分が思っていたよりも、自分が死ぬ事を受け入れすぎていたのだ
兄は、其れを簡単には受け入れていなかった
だから、理由を探し、道を探し、私を生かす為に己を犠牲にしてきたのだろう
兄の優しい笑みが頭をよぎり、涙が止まらなかった
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どんどこどん - 更新いつまでも待ってます！！！ (2020年8月7日 10時) (
レス) id: 8ee3db5ff1 (このIDを非表示/違反報告)
食パン - 更新待ってました！もう、ほんとにこの作品が大好きです！これからも応援してます！無理せず更新頑張ってください！！ (2019年12月28日 18時) (レス) id: 439ab59d20 (このIDを非表示/違反報告)
沖縄県産マンゴー(プロフ) - 名無しのこけしさん» 自分で見てびっくりしました！富岡義勇…別人やないかい！！って凄く突っ込みました！ご指摘ありがとうございました！！名前、本当に大事なので指摘はありがたいです！ (2019年12月25日 19時) (レス) id: 254ba8fe0f (このIDを非表示/違反報告)
沖縄県産マンゴー(プロフ) - 魔鬼さん» 初めて鬼滅の刃を見た方にも分かりやすいような名前表記、または呼びで書いてます！読者様全員が下の名前を知っているとも限らないので、そう表記させて頂いています！つまりは、読みやすいように変えてます！ (2019年12月25日 19時) (レス) id: 254ba8fe0f (このIDを非表示/違反報告)
沖縄県産マンゴー(プロフ) - れもねーどさん» 遅くなりました！錆兎は、氷柱の継子という立場でぶっ込んでいます！男なら！！水から氷の呼吸も使えるかな！？と勝手な思いで設定ぶっ込んでます！ (2019年12月25日 19時) (レス) id: 254ba8fe0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沖縄県産マンゴー
| 作成日時：2019年5月19日 2時
