今日:2 hit、昨日:15 hit、合計:103,625 hit
小|中|大
46love ページ47
「……なんで…居るの?」
海「Aちゃん倒れてたから運んで来たんだけど、
………ちょっと、拓弥のこと聞こうと思ってね。」
……あ、海くんが連れて来てくれたの…?
重かったのに、ごめんね。
…それより
「拓弥先輩が…どうかしたの?」
海「それはこっちの台詞。なんで拓弥のこと避けてるの?」
「………いや、別に…っ、避けてなんかないよ。」
図星を突かれて一瞬言葉を飲み込む。
でも、海くんの目は至って真剣で嘘をついた自分が酷いと思った。
海「今は、正直に言って。怒ったりしないから。…ね?」
海くんにはいつもお見通しで言葉を返せなくなる。
「…ね?」って上目遣いが言って来るのも海くんの技の一種なんだろうな。
……そんな顔されたら…、言うしかないじゃん…っ
「………私がいけないの…っ、全部…私のせいなのっ…。」
海「…何が?」
「………私が、勝手に好きになって、勝手に失恋しただけなの。」
海「え、どういうことっ!?」
俯いて話す私にあからさまに驚いた声を出す海くん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
322人がお気に入り
322人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「超特急」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れんちゃむ | 作成日時:2017年8月27日 0時