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46love ページ47

「……なんで…居るの?」


海「Aちゃん倒れてたから運んで来たんだけど、
  ………ちょっと、拓弥のこと聞こうと思ってね。」




……あ、海くんが連れて来てくれたの…?

重かったのに、ごめんね。


…それより




「拓弥先輩が…どうかしたの?」

海「それはこっちの台詞。なんで拓弥のこと避けてるの?」

「………いや、別に…っ、避けてなんかないよ。」



図星を突かれて一瞬言葉を飲み込む。
でも、海くんの目は至って真剣で嘘をついた自分が酷いと思った。




海「今は、正直に言って。怒ったりしないから。…ね?」

 


海くんにはいつもお見通しで言葉を返せなくなる。
「…ね?」って上目遣いが言って来るのも海くんの技の一種なんだろうな。

 


……そんな顔されたら…、言うしかないじゃん…っ


 


「………私がいけないの…っ、全部…私のせいなのっ…。」


海「…何が?」


「………私が、勝手に好きになって、勝手に失恋しただけなの。」

海「え、どういうことっ!?」


 
俯いて話す私にあからさまに驚いた声を出す海くん。

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作者名:れんちゃむ | 作成日時:2017年8月27日 0時

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