39.頼れる友君 ページ10
なずな「創ちん、友ちん、光ちん！皆いるなっ。昼ごはん、ちゃんと食べたか〜？」
貴「皆、やっほ〜い…。」
なずな君がレッスン室の扉を開けて、全員揃っているのを確認する。そのなずな君の後ろから、顔をのぞかせ皆に挨拶する。
光「に〜ちゃんとAのね〜ちゃん！やっほいなんだぜっ！」
レッスン室の冷房が逃げてしまうから、急いで室内に入ったとたん、光君が嬉しそうに抱きついてくる。
貴「み、光君っ…！？」
共学の高校にいる男子がこんなことしたら、目撃者が冷やかすだけでなく、情報があっというまに広がるだろう。
だから、この学院に来てから色んな男子が抱きついてくるけど、いまだにまだ馴れない。
それに対して、あんずちゃんの方が後から来たのに、適応能力が高くて全く動じない。
凄いよ、あんずちゃん
私、今 顔が凄く熱いもん。だから、
貴「…そろそろ、どいて、ほしいな…！」
そう言って、手で光君のお腹あたりを必死にグイグイと押す
光「わわわ、ごめんなんだぜ！ね〜ちゃんっ！」
やっと腕を離したと思って、『ふぅ…』と息をついてたら、次はなずな君の顔が至近距離にある事に気がつく。
なずな「A、熱あるのか…？」
自分のおでこと、私のおでこに手をあてて、『熱い…』と呟くなずな君。
貴「ち、違うよっ！」
助けを求めるかのように、友君と創君に目を向けると、創君があわあわしてる。
創「Aさんっ？大丈夫ですか…？」
『す、水分補給しないと…！』と、あわあわ あたふたする創君。
貴「大丈夫だよっ…！？と、友君っ！」
次から次へと……っ！友君しか、頼る相手がいない。皆、年頃の男子だよね？思春期って奴は、存在しないの？も、もしかして女子と認識されてないんじゃ…
同意を求めるかのように、彼を見れば友君は、そんなRa＊bbitsメンバーを見て困ったように、苦笑いしていた。
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れるり(プロフ) - みゅーさん» 教えて頂きありがとうございます！更新があまりできていませんが、応援していただけてやる気がでてきました！更新頑張りますっ (2017年12月29日 22時) (
レス) id: 062464fcfd (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - コメント失礼します！55話、「スケジュール張」ではなく「スケジュール帳」だと思います！とても面白くて毎回楽しく読ませていただいています。更新頑張ってください！ (2017年12月14日 20時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れるり | 作成日時：2017年8月3日 15時
