高等部所属のあの少女は【妖怪学園Y】(高等部) (ページ41)

今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:96,566 hit

#4 ページ41

.

ジンペイを前にして中に入った。

すると突然、何かが落ちてきた。

『は、』

それは、Aの頭上からだった。

チアキ「Aっ！！！！」

一番近いチアキでも、手が届かない。

誰もが恐怖を感じた時、

ｷﾞｭｲｲｲｲｲﾝ！！！！

と、音がした。

鉄格子は歪み、不格好な形になった。

ラナ「きっと豪万蛇くんのしわざよ！

あったら言っておいて！絶対に許さないって！」

叫びながら言うラナ。

ノーズ「何が起きたか分からないが、、、

ビクともしないな、、、」

歪んだ鉄格子を掴みそういうノーズ。

ジンペイ「まぁ、しょうがない！

俺達だけで行ってくるよ！」

フブキ「わかった！

じゃあ私達はお茶してるから帰るとき連絡して！」

呑気に言うフブキにジンペイは「え」と声を漏らす。

フブキ「ここに来る途中、いい感じのお茶屋さん見つけたかったから行きたかったんだぁ♪

ラナ先輩もいきますよねー？」

ラナ「断る理由がないわ。」

扇を広げ、返事をするラナ。

ジンペイ「何それー！俺、そっちに、、、」

ジンペイが鉄格子を掴みながら言っていたら、誰かがジンペイの袖を引っ張った。

『ジンペイくん、、、』

それは、Aだった。

ジンペイ「ん？どうした？」

『怖くて、、、手、握ってくれる？』

手を出して言うA。

ジンペイ「おし。皆。行くぞ。」

ぎゅっとAの手を握り前へ進むジンペイ。

【僕も、握りたい。】

ラント(あれは、アイツのせいか。)