高等部所属のあの少女は【妖怪学園Y】(高等部) (ページ27)

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#10 ページ27

Noside

コマ「大丈夫！？マタロウくん！」

『あれ？マタロウくん、、、

何処？』

コマとAがマタロウに駆け寄るが、二人はマタロウが見つけられなかった。

マタロウ「玉ねぎ感が無くなっただけで見失うのやめて！？」

オウジロウは木刀を鞘に入れてもう一度構える。

オウジロウ「次ははずさない。」

フブキ「どうする？変身する？」

フブキはジンペイと背中を合わせて言った。

ジンペイ「いや、相手は生身の人間だ。

コマくん！」

ジンペイはコマを呼ぶ。
コマは意気込んで「うん！」と返事をした。

マタロウ「Aちゃん！後ろに下がってて！」

オウジロウ「A、、、？

もしや、岾苳Aか？」

オウジロウが反応する。

『っ、(ここで"そうです"と言うと多分連れ去られる、、、！)ち、違います！

私は、寺刃Aです！』

Aは、罪悪感を無視して寺刃Aと名乗った。

ジンペイ「え、」

コマ「お？」

マタロウ「は？」

フブキ「姫川がよかった、、、」

オウジロウ「、、、(豪万蛇会長の言っていた通りの容姿だが、、、まぁよい。)」

ジンペイ「ﾌｩｰ、、、よし。

俺達が相手だ！」

ジンペイは息を整え、コマとポーズを決める。
そして妖気を出した。

須ン選組1「局長！我々も加勢しますか？」

オウジロウ「こんな餓鬼どもの相手、俺一人で充分だ。

いくぞっ！」

オウジロウは何度もジンペイとコマに切りかかるが、二人は軽々しく避ける。

マタロウ「早い！」

オウジロウ「ちょこまかとっ！」

オウジロウはジンペイめがけて切りかかるが、ジンペイはギリギリ避けた。

マタロウ「でも、ジンペイくんも紙一重でかわしている！」

ジンペイ「お前の太刀筋、見切ったぜ！」

オウジロウ「こしゃくなっ！！」

オウジロウはジンペイに切りかかるが、それを誰かが阻止した。

コマ「僕の相手もしてくれないと！」

それはコマだった。

ジンペイ「サンキュー！コマくん！

反撃開始だ！」

ジンペイは、足を振り妖気を籠めたものをオウジロウにぶつける。

その反動でオウジロウは転けた。

須ン選組「局長！！」

オウジロウ「ここからは、、、

真剣に行こう！」

オウジロウの左手首には、魔神ウォッチがはめられていた。