視線136 ページ42
『カルマがどうかは知らないけど、私は一応初心者なんだよ。てゆうかこの場合はどうすれば?放置でいい?』
あ、そういえばカルマってそこんところの経験値どうなんだろ。
勝手なイメージだけど経験は色々と豊富そうだな。
前原「ダメに決まってんだろ!そうゆうのはちゃんと話す!放置ダメ絶対!」
磯貝「放っとくとAさん絶対恋愛実んなそうだな、、、」
む、失礼な。
頑張ればそれなりにちゃんと出来る。
根拠ないのが悲しいけど。
『ん〜でもカルマの場合両思いで完結した感がすごいある気がする。その先は求めてないみたいな』
前原「いやいや、カルマは絶対そんな聖人君子じゃねーから。俺から見たら手を出すの結構早い方」
カルマ「誰が何だって?前原」
唐突に後ろから声を掛けられて、私たち3人は跳ね上がった。
しかも当の本人のご登場だ、前原は必死に言い訳を並べ始める。
前原「いや、あれだよあれ!その〜好きなもの先に食べるか後に食べるかって話!」
私と磯貝は徐々に後退して教室にそろりと逃げた。
こうゆう時、囮になってくれる前原はありがたいな。と私は友人を華麗に見捨てて磯貝と共に逃亡に成功した。
しかし、前原への制裁が終わったカルマが戻ってきて、さっきの話は聞こえてないと良いなという私の願望は見事に砕け散ることになる。
恒例の一斉射撃出欠確認で、不意にカルマが寄ってきて私に耳打ちした。
カルマ「俺、前原の言った通り、両思いで満足するほどお人好しじゃないから」
その言葉に驚きすぎて手元が狂った私は、誤って前原の後頭部にBB弾をクリーンヒットさせてしまった。
渚「ねぇ茅野。僕気付いたんだけど、カルマ君とAさんが付き合っても僕の苦労って無くならないんじゃないかな?」
カエデ「むしろ加速するんじゃない?」
渚「誰か僕をカルマ君の惚気話から解放してほしい、、、(そうだ、いっそのこと今度カルマ君の惚気話録音してAさんに送りつけよう。うん、そうしよう)」
147人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「赤羽業」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋田の肋骨 - これ読みながら「ヌルふふふふ」って声が漏れてて、「なにアンタ殺せんせーじゃあるまいし、、、」って親に呆れられました笑 そんぐらい面白いです!!! (8月12日 18時) (レス) @page46 id: 93fef38cdf (このIDを非表示/違反報告)
Reload(プロフ) - コメントありがとうございます!その発想はありませんでした!夢主が事件を解決!?ってのも面白いかも(笑) (2021年3月9日 12時) (レス) id: 1005ca89d9 (このIDを非表示/違反報告)
もち - ほんとごめんなさい、カルマの女が科捜研の女と重なってずっと笑ってましたwww (2021年3月7日 15時) (レス) id: 54667db88c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Reload | 作成日時:2020年4月29日 14時