雪の日5日目 ページ6
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藤「え〜ちょっと伊織〜！な〜んでAから離すのさ！」
梅「ちゃうちゃう！ほら見てよ百合！」
そう言うと夏実は百合の耳元に口を寄せてこそこそと小声で何か話しかける。チラチラとAの方を見ながら百合は夏実の話を聞いていた。話終わったのか、夏実がニヤニヤしながら顔を離すと、百合も納得したようにうなずいていた。
『…もう！私先に帰るから！』
周りからの視線や雰囲気に耐えかねたのか、Aは唐突にそう叫ぶように大きな声で言うと、すたすたと早足で先に行ってしまった。
藤「あーらら、やり過ぎたかな…？」
笹「ちょっとじゃないかもね、あの子普段見せないだけで結構恥ずかしがり屋だから」
梅「あ〜ちょっとA〜！待って待って！」
『待たない！』
笹「そうは言っても…」
藤「歩くスピード落ちてんだよね〜」
笹(ほんと、私たちのこと大好きなんだから)
藤「ほーら！どうしたの伊織！早く行くよ！」
笹「ちょっと考え事してただけ！もちろん！」
そう言って、三人はAの元へと駆け出した。
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七瀬月華(プロフ) - サラミさん» サラミさん、コメントありがとうございます！一気読みするほど面白いと思っていただいてとても嬉しいです！更新頑張ります。これからもよろしくお願いします！ (2022年8月15日 10時) (
レス) id: 789243bd83 (このIDを非表示/違反報告)
サラミ - コメント失礼します。すごく面白くて一気読みしてしまいました。これからも更新頑張ってください!! (2022年8月14日 21時) (レス) @page9 id: 82adb6822c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬月華 | 作成日時：2022年7月30日 13時
