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聞いてない_alan.s_ ページ19

あ、どうも。顔面彫刻野郎こと白濱亜嵐です。






えっとですね、俺は今 とある場所に来ています
何処かって?愛しい愛しい 彼女のお家の玄関前です。肌寒いです

ちなみにですが、今日 俺が行く連絡はした......はずです。たぶん
うん、LINE送った......はず

では、いざ!


《ピンポーン》




『はーい.........って亜嵐!?』



あれ?俺 LINEしたよね?
そんなにびっくりする?
いや、確かにLINEで言ってた時間よりはちょっと...いや 1時間くらい早いけどさ。
だって、楽しみだったし...ついね...
早く来ちゃった♡なんつって!!


『なんで!?聞いてないんだけど!!』





「あれ?俺LINEしたよ?」





『えっ?うそ!?まって.........来てないけど』





「うえっ!?なんで?ほら.........あー隼にLINEしてる......」




『おバカなのかな?ちゃんと確認してから送って?』




「あー、まって隼に電話するわ」









「もしもし、はやとー???」




隼「はーい、どうしたんっすか亜嵐くん
あれ、今日 俺ん家来るんでしたよね?」




「あ、や、それなんだけど。あれ間違いでさAにLINE送ったと思ってたわけ」




隼「やっぱり、なんかおかしいと思ってたんすよね」




「思ってたんならLINEしろよな」



隼「まぁー、今こられても困るんで、むしろよかったです!!」




「なに彼女でも来てるの?」






隼「いや 玲於が来てて...それで今 飲んでて」




「あー、それは行きたくねーな俺」





隼「まぁ、俺の事はいいんで、彼女さんによろしく言っといて下さい♡」





「それはやだ♡まぁ悪かった ありがとうな」









「ああああー!!!Aーー!」




『ビクッ!!なに!?びっくりするじゃん!』




「今日もお疲れさまでした。
今日も明日も明後日も大好きです」






『別にそんな事 聞いてないんだけど!』





「あ、照れてるー?かわい」





『うっさい!!もう、おかえり!!』




「んふ笑 ただいま」





『まぁ私の家だけどね!!』





「んー、なら一緒に住む?」





『えっ?住みたいけど...いいの?』





「いいよ、どうせ遅かれ早かれ住むんだし」






『あ、うん...』





あれ?なんか、プロポーズしたみたいになってる?

まぁ、いいや。いつかは結婚して同じ家に住んで、死ぬまで一緒にいるからね。




プロポーズした時も『聞いてない!』って泣いて喜んでくれると良いんだけどな......笑

☆雨だからこそ_takuma.g_→←小悪魔_shohei.u_



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作者名:石榴 | 作成日時:2018年9月22日 22時

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