小悪魔_shohei.u_ ページ18
「ねえ、三つ編みってさどうやるの」
『うん、教えるから1回 髪の毛引っ張るのやめてくれる?』
「あ、ごめん」
『てか、なんで三つ編み?』
「いやA髪の毛長いのにあんまり三つ編みとかしないよなーと思ってさ」
『三つ編みしてメガネかけてたら優等生っぽいじゃん、だから』
「嫌なの?優等生」
『頼まれ事とか面倒だし』
「まあ、少なくとも私よりはAは優等生ですね!!!」
『そうだね、翔平』
「とりあえず1回 三つ編みやってみてよ」
『ちょっとまって』
やっぱりさ、下ろしてるのもいいけど、くくってるのもみたいじゃないですか。
俺、彼氏ですし。はい、彼氏ですし!?
ポニーテールにしてた日とキュンときましたよね...うなじ!!ってなったよ。
色気あるよね...同い歳なのにさ...いろけ...
てか、なんかややこいな、三つ編みって。
よくわからんな、俺には
『はい、できた』
「なんか思ってたより難しそうだな...」
『そう?』
「三つ編みにするのめちゃくちゃ手慣れてないですか?」
『家では三つ編みにしてるし』
「お家だけっすか..」
お家だけってやばいよな......
つまりはだ、彼氏の俺しか見れないってわけだ!(そーゆー訳でもない)
それより 予想以上にめちゃくちゃ可愛いからやめよう。これは危ない。翔平が危ない。←
真面目そうに見えるのってめちゃくちゃやばいよな......うん、やばい。色々と
『あっ、翔平!なんで勝手にほどくの!?』
「いや、可愛いんだろうなー。とは思ってたけど予想以上に可愛かったのと、家だけって事は言ったら彼氏の俺しか見れないってわけじゃないですか。
なら、他の奴らに見せたくないって言うか...そうですね、そんな気持ちです」
『ヤキモチですか、翔平くん』
「そんなとこっすね...」
『可愛かった?三つ編み』
「そりゃ、とっても。べりきゅっ!でしたよ」
『なら...今度のデートは三つ編みにするね』
「うっす...」
この子なに?可愛すぎじゃないですか?
何って、俺の彼女か。
本当に 小悪魔じゃん。めちゃくちゃ困る
どこで覚えてくんの?そんな事
彼女の手の上で転がされる毎日も悪くないとは思いますよ、わたくしは。
皆さんはどうですかね。
大好きな彼女なら許しちゃいますよね?
聞いてない_alan.s_→←さぷらいず_kenjiro.y_
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作者名:石榴 | 作成日時:2018年9月22日 22時