甘いカフェオレ_zin.s_ ページ2
『陣くん........はなして』
「んー もうちょっと寝ようや」
『さっきっからそればっかり。もう30分は経ったよ?』
「久しぶりの休みの日くらいゆっくりしようや...」
そう、今日は珍しく 私と陣くんのお休みの日が被ったので朝からグダグダしてます。
いっつも遅くまで頑張ってくれてる陣くん。
そんな彼の支えになっているか毎日不安ばっかりだけど、こうやって甘えてくる彼はとっても可愛くって......ってダメダメ。
そんな話じゃなくって、もう11時を少し過ぎた頃。そろそろ起きてもいいんじゃない?陣くん
「んーーーーあーーーよし、起きよか」
『ふふっ、うん。わかった急だね』
「顔洗ってくるわ......」
『なら、美味しいコーヒーいれてくるね』
陣くんも私もブラックコーヒーは飲めないから、いっつも甘々 カフェオレを2つ。
美味しいコーヒーって言っても インスタントだけどね。笑
「あ、できた?」
『んー 牛乳取ってー』
「ん、はい」
『ありがと』
「あ、そうや 昨日買ってきたケーキ食べよか」
『ん!食べる!!』
「先 コーヒー、テーブルに置いてくるわ」
『わかった!ケーキ持っていくね!!』
むむ......レアチーズケーキとガトーショコラ...どっちにしようかな
『陣くーん、チーズかチョコどっちがいいーー??』
「チョコがええな」
『はいはーい、チョコね笑』
「ちょっとわらってるやろ!?」
『笑ってないよ、ただ可愛いなって笑』
「笑っとるやん」
『んー、食べよっか!』
「『頂きます!』」
『んんーー!美味しい!!』
「おぉ、それはよかったな。教えてくれた陸さんに感謝せなあかんわ」
『陸くんが教えてくれたの?』
「うん、なんかこの前 彼女さんと行ったんやってそれですんごい美味しかった!ってこの前ゆーてたのん覚えとったから」
『ふふっ、なんか想像できるね笑』
「ん、今日のコーヒーいい感じやな」
『ほんと?』
「うん、バッチリや」
『そっかよかった笑』
「さて、Aも顔洗っといで。
美味しいランチでも食べに行こか」
『ほんま!?わかった!準備してくる!!』
「あー、まってまって。はい」
『あ、うん。ギューってね』
「そうそう、充電してからな」
『いっつもありがとうね、陣くん』
「こっちこそお世話になってます」
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作者名:石榴 | 作成日時:2018年9月22日 22時