12 : 居場所 ページ12
太宰さんの無言の圧力で、相当ムリヤリに探偵社に入ることになった。
太宰「ちなみにAちゃん、読み書きはできるよね?」
『はい、一応大学受験生ぐらいまでは勉強してます。』
私は、トリップする前は、大学受験生だった。
そのおかげで、今でも頭脳はピカイチままだ。
中島「あ、1つ気になったんですけど、
Aさんの住む場所って何処になるんです?」
……………………。
中島「あっ、気を悪くしてしまったらすいません!
確か、"住む場所がない"って、さっき言ってたから。。。」
鏡花「確か、探偵社寮には、もう空きがないはず。」
考えてなかった、、、、、、。
そうだよ、なんでさっき、住む場所がないって言ッちゃったんだよ
!
こんな状況で、まともに一緒に暮らせる人なんか以内じゃないか。
やばい、、、、、、。
太宰「あ、その心配なら無用だよ!私の家に住んでもらうから!」
え、いや。
『え、嫌なんですけど。
だって、太宰さんの家とか蟹と酒の匂いしかしなさそうじゃないですか。』
太宰「あれ?私、お酒とか、蟹が好きとか言ったっけ?」
『あ、』
またしても、やらかしてしまった。
考えても見れば、私と探偵社員がお互いに知っていることは、顔と名前のみ。
私が文ストのマンガをトリップ前に読んでいたから、
私だけが一方的に知ってしまっている。
つまり、今後もボロをだす危険性がたかい。
とにかく今の状況を打破しないと!!
『えーっと、
太宰さんて、蟹と酒とかしか食べない典型的な
不健康生活を
送ってる感じがするので、言ってみただけですよ!?』
、、、、、、。
やばい、ちょっと弁解が雑すぎたかも。
太宰「すごい!当たってるね!私が不健康かは分からないけど、、、。
いやー、でも、すごい推理力だね!」
乱歩「ま、僕には到底届かないけど。」
『あはは。』
良かった…やっとこの状況から脱出出来そうだ。
もうこれ以上、ボロを出さないようにしないと、、、。
太宰「じゃ、Aちゃんの住むところは私の家と言うところで決定ね」
『え!絶対嫌です!!!!』
太宰「ほらほら、いい大人が文句言わないの!」
『いやいや、まだ18なんですけど、セーラー服だって着てるでしょ?』
「「「え!?」」」
探偵社で、今日一番の声が響き渡った。
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冷夏←(願望) - キリッ( ・`д・´)さん» キリッ( ・`д・´)さんありがとうございます!!2日に一更新、、、出来るように頑張ります!!(出来なかったら、、、ごめんなさいぃぃ、、、) (2018年6月18日 16時) (レス) id: 905d5ff83f (このIDを非表示/違反報告)
キリッ( ・`д・´)(プロフ) - 面白い!続きが・・・気になりますね・・・!!これからも頑張って下さい!応援してます!(2日に1更新・・・尊敬します←) (2018年6月17日 20時) (レス) id: 94300ce59e (このIDを非表示/違反報告)
冷夏←(願望) - 白猫さん、ありがとうございます!!更新頑張ります! (2018年6月10日 8時) (レス) id: e025a73080 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 面白いです!次の更新が楽しみです。 (2018年6月9日 17時) (レス) id: dc2245eee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冷夏←(願望) | 作成日時:2018年5月14日 10時