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ミッドフォード伯爵について語る ページ18

その1 殺人鬼に対してウィリアムはどう思っているか？

　これは交流所のほうでかんだちめ様から質問されたので返したのですが、これについてもっと書いた方がいいなと思いもっと詳しく書きたいと思います。
さっき話した通りウィリアムは損をする事になると行動しますが後もうひとつは興味がわくと動く可能性があるため非常に行動が読みにくい人ですこれも彼の中にある「探求の欲」があるからです
人を殺すことも「人を殺したい欲」があるからするわけですよね。
人には必ず欲というのは存在します。例えばご飯を食べたいとか、絵が描きたいとか

そういう欲が出るというのは心が、頭がそれを欲しがっているという訳です。いわば欲が出ることを

「心に穴が開く」と例えるとしてその穴を埋めるために行動を起こすわけです。
彼からすれば人を殺す事はそれらと同じく心の穴を埋めるためにやっており決して「人として考えられない」

とか「最低」とは思っていないわけです。

そして彼は自分の損を出さないために英国の悪魔として人を殺めることがあります。

それに関して彼は私が現在執筆しております小説でもあるように人を殺すといつもシャーリーに縋るとある通り決して楽しんでやっているわけではありません。これもまた「心に穴が開く」という事です

彼の場合は人を殺す→心に穴をあける→シャーリーに縋る→埋めるを繰り返しています。

まあなんと自分勝手な奴だと思いますがそれがこのウィリアムというキャラクターの一番のうまみだと思います笑

このキャラクターを制作する際で「人らしい人」というのを目標に作りました。

少々この言い方は語弊があるので言い直すと人の悪いところを集めた様な人 という意味です。

あくまでもこれは私の考えですが人らしい人というのは「自分勝手で弱い人」だと考えています

挙げればあげるほどキリがないのですが私はウィリアムを一言で表すならコレだと思います

さて本題の殺人鬼についてどう思っているかですが彼ももちろんあまり殺人鬼に対してはあまり良くは思いません。しかし、ウィリアムは自分同様殺人鬼も「自分勝手で弱い人」だと考えています。

交流所でかんだちめ様にお伝えしたウィリアムはホルスに対して気が合いそうだと思っていると言いましたが

人を殺してしまうホルスに対し、その事を知ったとしてウィリアムも自分と似ているのではと思うはずです

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