◆１０◆百キャラ崩壊注意 ページ11
◆
それから月日が経ち、私がRe:valeのマネージャーについて早くも数ヶ月が経った
仕事もだいぶ板についてきて業界の方の知り合いも増えた
この数ヶ月で色々な事が起きた
小鳥遊事務所のIDOLiSH7がブラホワの男性アイドル部門でTRIGGERに勝ったのが1番大きな出来事だっただろう
Re:valeも新曲を幾つか出して、有難いことに毎回ランキング上位にランクインしていた
そんなある日のこと
岡崎事務所内はなんだかピリピリしていた
理由はモモさんだ
先日オファーをいただいたドラマがシリアス系のドラマで、今まで演じたことの無いような深く闇を抱えた難しい役のようで
上手く役に入り込めないのか、あのいつも笑顔のモモさんが珍しくイライラしていたのである
＿＿＿ユキさんはそっとしておけって言ってたけど…少しくらい声を掛けてあげた方がいいよね…。＿＿
そう思って、ソファーで横になっていたモモさんに声を掛けた
A「あの、モモさん」
百「何？今あんまり話し掛けられたくないんだけど…」
A「考え込みすぎてもあんまり良くないと思いますし…、ここにももりん置いておくので、よかったら飲んでくださいね」
百「……」
＿＿＿こんなモモさん初めて見た…追い詰められてるっていうか…余裕無さそうっていうか…。
目も合わせてくれないし……私に出来ること、あるかな…＿＿＿＿
A「……ドラマ、大変ですか？」
百「……」
A「シリアスな役って、あんまりされてたイメージ無いからオファーいただいた時とても意外でした。でも、モモさんのそういう一面見たら、きっとまたファン増えますよ！だから…「ねぇ」」
私の言葉を遮ったモモさんの声は
今まで聞いたことないくらい
低く 、何処か歪んでいた
ゆっくりと身体を起こしてこちらを見るモモさん
その目は少し隈があるものの
鋭く 、私を射抜いて離さなかった
A「あっ……」
百「さっきからさ…話し掛けられたくないって言ってるよね…？何？プレッシャーかけて楽しんでるの…？w」
A「違っ…そんなつもりじゃ…！」
百「じゃあ何？wていうか…この際だから言うけど、お節介なんだよね、いつもいつも…！！鬱陶しいの！」
岡崎「待ってモモくんそれ以上は…！！！」
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舞雪(プロフ) - 初コメント失礼します。いつも楽しく作品を読ませてもらってます！内容を考えたりそれを文章として書き留めることは難しいことですし大変だと思いますが、これからも頑張って下さい。この作品を応援しながら最後の最後まで、1読者としてついていきます！！ (2018年8月2日 19時) (
レス) id: 4dbed81eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕香 | 作成日時：2018年3月1日 23時
