The remaining time～5～ (ページ7)

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今日は助けてくれた人達に会う日とは聞いていたけど

どんな人なのかちょっと怖かった

そんなことを思っていたら、廊下の方がちょっといつもより騒がしかった(すみませんby:a、ニ、あ)

怖さは何故か一瞬で吹き飛んだ

入ってきて瞬間抱きしめられてビックリしたけど嬉しかった

なぜだろ…なぜか安心出来る

不安とかモヤモヤが晴れていくような感じがして

ほかの2人の方へ視線を向けると凄い不機嫌になっていて

仲いいんだなって

やっと離してくれたと思ったら喧嘩というか
漫才見たいなのが始まって面白い

私を助けてくれた人達は凄く優しくて面白い人達で良かったな

って、いつの間にかまた私抱きしめられてる！

何故か、"会いたかった"って言われた瞬間
頭の中でほんの一瞬だったけれど色鮮やかに再生された気がした

もう1人の方がまた抱きしめてくれた

涙が溜まっていなって
自然と零れた

2人が私から離れた時だった
私はポロッと『はやく、思い出したい』と

その時3人の方は驚いた顔をしたがすぐ優しい笑顔で見つめてくれた

a｢あっ、そう言えば自己紹介まだだったわね
私はamuです｣

ニ｢鵜山ニコです｣

あ｢あぐりです｣

『寺藤Aです』

あ｢知ってます！｣

『えっ？そうなんですか…
って、えー!!』

a｢いきなりどうした？｣

『だって…だって…あの、女の子がなりたい顔の鵜山ニコちゃんが…目の前に…』

あ｢って、気づくの遅くない？ｗ
まぁ、Aらしいけどさ｣

ニ｢初めましてじゃなくて久しぶりなんだよ
私達｣

『久しぶり…』

何故か私の記憶は遡り
どんどん彩られていく

『あっ！思い出した！』

あ｢えっ？全部？｣

『いや、全部かは分からないけど1部分だけ』

『私はヘアメイクの仕事をやってて…
私達って仲良くなったんだよね？』

a｢これは、私たちの事は思い出したってことでいいのかな？｣

ニ｢いいとも！｣

あ｢そこはニコが言うとこじゃなくないｗ｣

『ほんとに仲良しだね』

a・ニ・あ｢Aもでしょ！｣

『ありがとう！』

a｢って、Aさ
髪の毛染めた？それにちょっとサッパリしてるし｣

『分かった？』

あ｢Aが染めるなんて｣

『それ、美容師にも言われたよ』

ニ｢似合ってるよ！A｣

『ありがとう、実は気に入ってんだ！』

無事、amuさん達のことは思い出せました！

でも、まだ忘れてはいけない何がある事ある気がする

一番大切な事のはずなのに
思い出せない…