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ス「海のカットはこれで以上になります!
お疲れ様でした!」

カ「お疲れ様でした!」

亜・E「お疲れ様でした!」

今日の撮影は終了

明日は海ではなく朝日・夕日・月・星空が綺麗に見える丘の上で撮影らしい

明日も今日と同じ時間に集合らしい

スタッフの皆さんは片付けに取り掛かっていた

私も道具を片付け終え

なかなか帰ってこない亜嵐くんを呼びに行こうと外へ出た

私の前に飛び込んできたのは見たくない光景だった

真っ赤な夕日に照らされた亜嵐くんとEveさん

これはよくドラマであるパティーンか?
ここらでチューとか抱きしめあったりしちゃうの?と嫌な想像ばかりが頭に思い浮かぶが…

そんな事は一切なく
仲良さげに話して笑いあっていた

ちょっと不安や心のモヤモヤが晴れた気がした
のも束の間

2人の夕日に照らされ影を伸ばし
黒い影は静かに重なった

ほんとにあの二人は…
あの時みたいに胸が痛くて苦しかった…
目頭や鼻の奥がツンと痛かった

見たくなくて部屋へ戻り
気分を落ち着かせた

『亜嵐…どうして…』

ガチャッ

ドアが開き
涙を拭い振り返った

そこに居たのは…















Eveさんの姿だった…

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作者名:Lua | 作成日時:2018年8月6日 21時

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