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家の家事もメイクも全部終わらせ
後は行くだけ
『よし、そろそろ行くかな
行ってきまぁす』
いつもの道を歩いてるはずなのに
何故か周りがキラキラして見える
これは全部亜嵐くんのおかげなんだよね
憂鬱に思える日はこんなんじゃなくてもっと
どんよりした感じなのに
やっぱり亜嵐くんは凄い！
『あっという間に着いちゃったよ…』
いつものように中へ入って行き
楽屋へ
ガチャｯ
『おはようございまぁす…
って誰も居ない！』
そりゃそうだろう
ちょっと時間より早いから当たり前か
なんて思っていると
ガチャｯ
『おはよう！』
あ｢おはよう！A
今日も早いね相変わらず｣
『そうかな』
あ｢そんなソワソワして何かいい事でもあったの？｣
『特に…あっ！』
あ｢その顔は何かあったなぁ？
あっそういえばAなんか綺麗になった？｣
『えっ、そう？』
あ｢うん、肌が艶っぽいし大人びた感じがする
あっ、もしかして…Aさ亜嵐くんと…｣
『なんで…』
あ｢図星だぁ｣
『あぐりってさエスパー？』
あ｢失礼な、あのねAはすぐ顔に出るの
だから顔を見れば大体の事がわかるの｣
『ほんとに？』
あ｢うん、だからメンバーからも当てられる時あるでしょ？｣
『そういえば』
あ｢まぁ、自分ではあんまり気づかないし分からないからね仕方ないよ｣
『そうだね』
あ｢おっと、忘れるとこだった…
で、どうだったの？幸せな一夜は｣
『もう、幸せだって言ってるじゃん！』
あ｢だって顔に書いてあるからさ｣
『もう…恥ずかしい///』
あ｢Aも乙女だねぇ｣
『ずっと前から生まれつき乙女です！』
あ｢女の子は皆そうだから自慢げに言わないの｣
『…っ、そうだけださ！』
あ｢ハイハイ、幸せで何よりでしたね！｣
玲｢幸せで良かったね｣
『はい！』
・・・・
A・あ『｢ウギャーーーーーーーー!!!｣』
玲｢るっせーなぁ、人を幽霊見てぇに怖がんなよ｣
あ｢いや、怖がんなじゃなくていつから居たの？｣
玲｢結構前から｣
あ｢話のどこから？｣
玲｢えーっと、エスパー？｣
『結構最初からじゃん…』
玲｢なに、気づかなかったの？
2人の世界に入り込んでた訳ですね｣
あ｢全く気づかなかった
多分、そうですね｣
玲｢いや、多分じゃなくて確実にな！｣
『居るなら声掛けてくれれば良かったのに』
玲｢楽しそうだったし、それに…｣
『何？あっ、もしかして…』
あ｢えっ、まさか聞いてたって事はさ
バレバレじゃ！｣
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作者名：Lua | 作成日時：2018年8月6日 21時
