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隼くんをメイクしている時に鏡越しで眺めていると自然となんか、玲於くんとは違う様に見えるんだよね[当たり前だろ！by:玲於]

隼くんは静かに私の動きを見ていた

『そんなに見られると恥ずかしいから見ないで？』

隼｢なんで？いいじゃん、減るもんじゃないんだしさ！｣

『そうだけど…』

隼｢だって、メイクをしている時のAの顔が輝いてるんだもん！｣

『ありがとう///』

隼｢だって、ホントのことだから！
あれれ？照れちゃった？｣

『照れてないよ！』

隼｢顔真っ赤だよ？｣

『このメイク崩してもいいんだよ？』

隼｢ごめんごめん｣

[やっぱりここは何故か兄弟にしか見えない
なぜだろby:あぐり]

『よし、完成！』

隼｢ありがとう！｣ﾆｺｯ

『いいえ』

隼くんの笑顔ってなんか太陽みたいだな
暖かくて見てて励まされる感じ

裕｢次頼むわ！｣

『はぁい』

裕太くんは何故か前髪を下ろしてると無性に色気が溢れ出てる感じがするのだが…気のせいかな？

『前髪ちょっとピンで止めますね？』

裕｢うん｣

おでこが露わになってもツヤツヤだ
女子が憧れる肌の綺麗さ

『肌ツヤツヤだね、裕太』

裕｢ありがとな、特になんにもしてへんのやけどな｣

『バランスがいいんだと思うよ？』

裕｢そっか！｣

メイクのノリがいいからやりやすかった

ここからの角度はヤバい…

カッコイイ…

『よし、完成！』

裕｢ありがとな！｣

『いいえ！』

なんか、ほんとにメイクしてる時が幸せ
隼くんに言われた言葉がなんか嬉しかった

メイクが心から好きだからかな…
体が覚えてたのも…

だとしたら…

涼｢…！A！A！｣

『あっ…！ごめん、なんか言った？』

あ｢さっき夢見てたでしょ？｣

『なんで？』

あ｢話し上の空だったし固まってたし｣

『そうだったんだ…』

あ｢まぁ、思い出せそうな時でいいんだからね？｣(ﾎﾞｿｯ)

『ありがとう』(ﾎﾞｿｯ)

涼｢A！メイクよろしく！｣

『はぁい！』

やっぱりfamから王子様って言われてるだけあって肌もツヤツヤで目もクリっとしててパッチリ

涼｢ん？なにか顔についてる？｣

『眉毛と目と鼻と口がね？』

涼｢そこ、なんで疑問形？
てか、懐かしいねそれｗ｣

『懐かしい？』

涼｢まぁ、いいや！メイクお願いします｣

『よし、前髪止めるね』

前髪を上げて

どんな髪型しても似合うな…

涼｢俺に見とれてないで手を動かしてね？｣

『見とれてた訳じゃありません！』

涼｢そっか｣