風柱の継子兼専属医【鬼滅の刃】 (ページ9)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:77,335 hit

9話-炭治郎side- ページ9

狐の面の先輩…ヒナタさんのお陰で、禰豆子を何とか返して貰えた。先輩は、あの傷だらけの人と親しい仲なのだろうか
本来なら、隊律違反で処罰を受けそうだが…

「「御館様の御成です」」
炭(御館様…?)
『炭治郎、あちらを向いて頭を下げて』
炭「え、はい」

ヒナタさんに言われるがまま、屋敷の方を向いて頭を下げる。他の柱と呼ばれる人達も、しゃがんで頭を下げていた
そして、しばらくすると奥から1人の男性が出てきた

御「よく来たね、私の可愛い子供達。今日はいい天気だね。空は青いのかな。顔ぶれが変わらずに、半年に1度の柱合会議を迎えられたこと、嬉しく思うよ」

傷…いや、病気か?
この人が御館様…?

実「御館様におかれましても御壮健で何よりです益々のご多幸を切にお祈り申し上げます」
御「ありがとう、実弥」
実「畏れながら、柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士について、ご説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか」

知性も理性も全く無さそうだったのにすごいきちんと喋り出したぞ

御「そうだね、驚かせてしまってすまなかった。炭治郎と禰豆子の事は私が容認していた。そして、皆にも認めて欲しいと思っている」
悲「嗚呼…。例え御館様の願いであっても、私は承知し兼ねる」
宇「俺も派手に反対する。鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」
甘「私は、全て御館様の望むまま従います!」
無「僕は、どちらでも。すぐに忘れるので」
小「信用しない信用しない。そもそも、鬼は大嫌いだ」
杏「心より尊敬する御館様であるが、理解できないお考えだ!全力で反対する!」
実「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門、冨岡両名の処罰を願います」
『師範。私も一応、彼と鬼を庇ってるんてますけども』
実「テメェは黙ってろ」

まずいまずいまずい
このままじゃ、俺のせいで冨岡さんまで
考えろ、どうすればこの状況を脱却出来るのかを

御「…手紙を」
に「はい。こちらの手紙は、元柱である鱗滝左近次様から戴いたものです」

方法はないかと考えていると、女の子が懐から手紙を出した。しかも、その手紙の主は鱗滝さんだという

に「一部抜粋して読み上げます」