12話-炭治郎side- ページ12
御「今の炭治郎には出来ないから、まず十二鬼月を1人倒そうね」
炭「…!!はい…」
『ぶはっ』
やんわりと言われ、思わず顔が赤くなる
ヒナタさんに笑われた!よく見れば他の人たちも笑いをこらえてるし、恥ずかしい…
御「鬼殺隊の柱達は、当然抜きん出た才能がある。血を吐くような鍛錬で自らを叩き上げて死線を潜り、十二鬼月をも倒している」
杏「うむ!良い心掛けだ!」
御「だからこそ、柱は尊敬され、優遇されるんだよ。炭治郎も、口の利き方を気をつけるように」
炭「は、はい」
そうだったのか…
怒りでそこまで頭が回っていなかった
でも、あの傷だらけの人は許せない←
御「それから実弥、小芭内。あまり下の子に意地悪しないこと」
小「御意…」
実「…御意」
御「炭治郎の話はこれで終わり。下がっていいよ」
し「でしたら竈門君は、私の屋敷でお預かり致しましょう」
炭「え?」
し「ヒナタ、貴方もです。その怪我の治療をしなければ」
『申し訳ありません、ありがとうございます』
し「はい、連れて行ってくださーい」
女の人の合図とともに顔を隠した人2人が出てきた。ヒナタさんはそれに合わせて、禰豆子が入った箱を背負い、2人の内の1人におぶさり、俺はもう1人に引っ掴まれて連れていかれた
でも、あの傷だらけの人にどうしても頭突きをしないと気が済まない!
炭「ちょっと待ってくださーい!!その傷だらけの人に頭突きをさs((ゴンッ
それから、俺の記憶はない
-ヒナタside-
『まったく、油断も隙もありゃしない』
頭にたんこぶを作り、気絶している炭治郎
理由は、私が拳骨をしたからだ
もう、行動を思い出すだけで顔から火が出そうだ
『大変申し訳御座いませんでした。私が責任をもって蝶屋敷へと運びます』
御「お願いするよ。ああ、そうだ。炭治郎に言伝してくれないかな、『珠代さんによろしく』と」
『…!承知しました』
その言葉を聞いて安心した
「運命が変わっていない」ことに
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作者名:ホタル | 作成日時:2020年1月31日 0時