安心してください、脱ぎませんから

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目を開けた瞬間、悪夢だと思いたかった
目の前には部屋いっぱいの桜吹雪と、「審神者」と書かれた布面をした男とガタイの良い男の2人
しかも、そのガタイの良い男には見覚えがあった

『……蜻蛉切?』
蜻「村正…なのか…?」
?「た…大変だァァァァァ!!;」

何やら、布面をつけた男は慌ててその部屋から出ていってしまい、ガタイの良い男と私の2人きりに
男は何を話せば良いのか、と考えているようだったが、私はそんな事は頭の中に微塵も無く、別の事で支配されていた

(桜吹雪、審神者、蜻蛉切といえばあれしか…。いや、そんな非現実的な事…)

それに加え、自分が来ている服にも見覚えがあった
その服は、最近とあるゲームの鍵集めイベント景品として設定されていたキャラの着ていた服
一発で出て来た為に変な声を出してしまった事をよく覚えている

(いやいや、これは夢だ。夢なんだ。きっと目を覚ましたらベッドの上なんだ)

と、自分に言い聞かせていたが、認めろと言わんばかりの人物が部屋へとやって来てしまった

?「蜻蛉切。先程、主が慌てて執務室の方へ行かれたが、何かあったの…か…」
『ガッデム!!』

その人物とは、私の推しキャラのへし切長谷部である執筆状態：更新停止中

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