42話 ページ49
『確か…ここだよね?』
指定された場所にたどり着いた私
そこはどうやら会議室のようで、円形の大きな机とその周りにたくさんの椅子があった
しかし、中には誰もいない。早く来すぎてしまったようだ
(それにしても、どうしてブラック本丸対策課の人が…)
前世でよく読んでいた夢小説では、ブラック本丸対策課は呪術に強いことが多い。でも、現実でもそういうものなのだろうか
それに今回の場合、呪術ではなく鬼と落神の能力によるものだ。呪術どうこうの問題ではなかったはず…
(まあ、どちらにせよ、助けて貰った事には変わりないし、しっかりとお礼しなきゃ)
コンコンコンッ
『! はい!』
「失礼します〜、って、村正はん?」
『あれ、貴方は確か、演練の時に月宗さんと一緒にいた…って!!どうしたんですかその怪我!!』
しばらく待っていると、部屋に以前演練の時に月宗さんと一緒にいた明石国行がやって来た。それも、右腕にギプスを填めて
よく見ると頬にガーゼを貼っていたり、肩に包帯を巻いたりしている
明「あ、覚えてくれとったんですか。おおきに」
『いや、本当にどうしたんですか!?』
明「いやー、ちょっとヘマしましてなぁ。自分、体質が特殊やから手入れしてもすぐに治らんくて」
『そうなんですか…』
特殊な体質…
明石さんも亜種の刀剣男士なのかな
明「それはそうと、村正はんはなんでここに?」
『あ、実はつい最近ブラック本丸対策課の方にお世話になりまして、ここで会う約束をしているんです』
明「えっ。あー、そういう事か…嵌められたわ」
『え?』
ここに居る経緯を話すと、明石さんは左手で顔を覆い、ため息をついた。どうしたんだろうか
明「多分、村正はんが会いに来た人って自分の事ですわ」
『へっ?ど、どういうことですか?』
明「改めて自己紹介させていただきますわ。ブラック本丸対策課役員、
『!!?』
一体どういうこと!?
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R−アル−(プロフ) - ホタルさん» 続編出来るのでしたら作者様が謝る事など何も無いですよ!!待ってますね! (2020年10月29日 18時) (レス) id: 8b5171215e (このIDを非表示/違反報告)
ホタル(プロフ) - R−アル−さん» すみません!只今続編作成中です!お待ちください! (2020年10月29日 11時) (レス) id: e998b637f5 (このIDを非表示/違反報告)
R−アル−(プロフ) - 作者、様・・・?続編行こうとしたら下書きページだ、って出るのですが・・・・ (2020年10月28日 20時) (レス) id: 8b5171215e (このIDを非表示/違反報告)
R−アル−(プロフ) - うわぁ、うわぁぁぁぁ・・・・ 何コレ最高・・・・ 「トラックに轢かれたら」の作品に貼ってあったリンクから興味本位で飛んで来ました← 普段成り代わり系はあまり読まないのですが、この作品面白くて惹き込まれました・・・!!今まだ途中ですが← (2020年10月28日 20時) (レス) id: 8b5171215e (このIDを非表示/違反報告)
ホタル(プロフ) - 香蓮さん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2017年12月13日 18時) (レス) id: e79370225b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ホタル | 作成日時:2017年4月15日 22時