安心してください、脱ぎませんから

3話-水無月side- ページ4

『私は千子村正と申します。あの妖刀と呼ばれている村正です。よろしくお願いします』

と、綺麗な動作で礼をする長谷部の内番服に身を包んだ村正
なんと言うか…うん。着てるのは長谷部の内番服の筈なのにエr((ゲフンゲフン
蜻蛉切と長谷部以外は何故村正が女なのかと、何故長谷部の内番服を着ているのか疑問に思っているようだ

『何か、ご質問等があれば仰ってください。答えれる範囲で答えましょう』
三「…良いか?」

そう村正が言うと、最初に手を上げたのは意外にも三日月
やはり村正が何故女なのかと言う事だろう

『何でしょう』
三「そなたは、何を隠している?」
『…は?』
水「三日月?」

予想とは違う質問をした三日月
三日月の質問に、村正は戸惑いを示した。他の刀剣も村正と同じようだ

三「はっはっはっ、気にするな。少しからかってみたかっただけだ」

と、笑った三日月。三日月が新しい仲間をからかうなんて珍しい…

今「みかづき!むらまさはしんじん、しかもおなごなのですよ!やさしくしてあげてください！」
三「はっはっはっ、すまんな。村正」
『いえ、お気になさらず』

それから主に短刀達が村正に質問攻めをした
何故女なのか、何故長谷部の内番服を着ているのかは勿論、光忠は好きな食べ物はあるか、乱は好きなタイプはなどを聞いていた

水「オイオイ、まだ顕現したばかりなのに好きな食べ物とかタイプとか分からないだろう?」
乱「あ、そっか」
光「そう言えばそうだったね」

俺がそう言うと、2人は納得したが、村正から驚くべき返答が帰って来た

『んー、確かに好きな食べ物と言われても分かりませんが、好きな殿方はいらっしゃいますよ?』
水/乱「え?」
加「だ、誰々!?」

急に加州が食い付いてきた←
お前、こういう話好きだよな
いや、今はそんな場合じゃない
今の発言によって見た目が大人組の奴ら(三日月、蜻蛉切、長谷部、加州以外)がソワソワし始めた
オイ、一期。お前、さっき『弟達の教育に悪い…』とか言ってたじゃねえかよ

『フフフ、秘密ですよ♡…まあ、その方は私なんかに眼中に無いようですが…』

な ん だ と
え、じゃあソワソワしなかった蜻蛉切、三日月、長谷部、加州の中に…?
いや、まさかだが…短刀の誰かに気が…?←

『主、私はショタコンではありませんよ?』
水「ア、ハイ」

ニッコリ、と効果音が聞こえそうな怖い笑みで言われた
村正、怒ラセタラ、ダメ←
って、ん?なんでショタコンって言葉知ってんの

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