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” ありがと・・・ ”
なんでそんな悲しそうな顔するの?
『 なんかありました?私で良ければ聞きますよ! 』
” え・・・なんで・・・なんで仕事口調なの? ”
こうでもしないと・・・
でも・・・怪しまれる。
『 あ、ごめん!スケジュール言ってたからつい癖で!
ん、カレー食べる?光もいるし!』
” 光くんのこと、好きなの? ”
なんでそんなこと聞くの?
涼介くんは?矢野さんのこと好きなの?
付き合ってるの?
付き合っててもおかしくない、美男美女。
すっごくお似合い。
なのに視界が歪んでいくのがわかる。
『 好きだよ、友達としてだけどね。光呼んでくるね! 』
そう言ってたった時だった
!!
” 行くなよ。 ”
あったかくてあんなの見なければ落ち着いてしまう
そんな感覚が背中から伝わる。
『 どうしたの?どこもいかないから大丈夫だよ?ちょっと待っててね 』
震える声を必死に堪えて光を涼介くんの家に呼びに行くために家を出た。
『 泣かない、泣かないよ。大丈夫。私はマネージャー。 』
自分の胸をポンポン叩いて落ち着かせてひかるを呼びに行った。
リビングに光を迎えに行って『 三人でカレー!食べよう! 』
そう言って私の玄関まで来た時に「 さっきはごめんな 」
って、
『 私こそ突き飛ばしてごめん。でもあれはないでしょ!全く〜 』
そう言って涼介くんもいる私の家のリビングに入った。
カレーを温めて二人に出した。
「 Aのは? 」
『 え?あ〜あんまりお腹空いてなくって今日は少しお酒のむからいいや! 』
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作者名:おふとん。 | 作成日時:2020年6月10日 16時