▽ ページ17
・
カフェを出て撮影現場に向かった。
山田さんは台本を真剣に見ている。
そんな姿もいちいちかっこいい・・・。
現場について挨拶を済ませて山田さんは撮影スタート。
私はもう帰っていいんだけどね。
こういうの見れる貴重なチャンスじゃん？
でもまぁシャンプー買いに行かなきゃだから少しだけど見ていこう。って
すんなり帰ればよかったなんてその時にはわかりっこない。
山田さんと矢野まやさん、二人のシーン。
あ、そういえばどういうドラマか言ってなかったね。
友達の友達から始まって恋に落ちて・・・っていう
ガッツリきゅんきゅんしちゃうやーつ。
きゅんでーす・・・・って本当にファンはなるのか・・・・
キュン通り越して嫉妬レベル・・・
” 愛してる、これからは俺が守ってやる。 ”
なんだろう、キュンとする
確かにするよ。
でも
でもなんか切ない、っていうか、寂しいっていうか。
って何考えてんだ私。
監督がカットをかけて休憩を入れた。
・・・？え、もうそんなに経ってる！？
時計を見るともう17時になっていた。
あああ、ヤバイ。
山田さんに挨拶して帰ろう。
そう思い山田さんの楽屋に向かった。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おふとん。 | 作成日時：2020年6月10日 16時
