陸 ページ7
十時、帰宅───────ではなく
一応首領に報告し、報告書を書いて提出しなくては...
既に首領に報告は終えた。
貴『(ﾄﾝﾄﾝ)太宰幹部、入って良いですか？』
太宰「良いよ」
ｶﾞﾁｬ...
椅子に座って此方を見てくる治。ホッとしたような安堵の表情が見受けられる。
貴『...報告します。作戦は成功、目標の牧岐夜見斗を殺すことが出来ました』
太宰「報告するときはタメで良いのに...まぁ、お疲れ様...」
貴『貴方こそ何時もありがとう。じゃあ戻るね』
ﾄﾝッ...
ドアノブを握ると、治が後ろからドアを押さえた。壁ドン的な感じになってる。
何かしちゃったのかな？
貴『あのっ...治？』
太宰「コレ、何？」
首に治の指が当たる。
治の指は思った以上に冷たくて躰がビクッとした。
貴『何？何か付いてる？』
太宰「...敵には隙を見せたら駄目だよ？前にも云った筈だけれど」
貴『油断も隙も見せてないけど？』
太宰「じゃ、この印は何だろうね...」
治は指先で首元をピンポイントに突く。
そこに"何か"があるのだろう...良く判らないけどね。
そういえば、先刻の痛みも其処ら辺からしたような...？
太宰「此れは私で書き換えてあげる...チュッ」
貴『(ﾋﾞｸｯ)っ！...痛いっ！』
太宰「少しだけ意地悪をしたからね...数日は取れないよ？」
貴『っ...失礼しました！』
私は治を退かしてドアを乱暴に開ける。ドアさんよ、許して欲しい。場合が場合だからさ
私はそんな事を考えながら素早くその場を去り、家に帰ることにした。
早く...龍と銀に会いたい...。
暫く走ると冷静になれた。それと同時に家の前に着いた。
貴『...(ｶﾞﾁｬ)ただいま』
龍「姉上、おかえりなさい」
銀「おかえりなさい...心配した」
貴『一寸色々あってね...アハハ』
報告書は後で部屋で書こう。
それが良い。
龍「？...姉上、それ...」
貴『ん？どうしたの？』
龍「否、何でも無いです」
貴『？、そう？なら良いんだけど』
龍之介は密かに心の中で思っていた。
「姉上に接吻印を付けた奴は誰だ？」
「...真逆、任務は色仕掛け？」
と、二つの事が頭の中に浮かんだらしい。
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はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 早速治しました！コレからも頑張ります！ (2018年9月19日 22時) (
レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - いえいえ、お役に立てたならば嬉しいです。これからも頑張って下さい。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 判りました！ありがとうございます！ (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 身長が158でDカップ、それに対して体重が39キロは一寸軽過ぎると思います。せめて44キロはないと割り合わないと思います。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！！ (2018年9月18日 16時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる猫Blood | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時：2018年9月16日 23時
