芥川くんにはお姉さんが居ます！【文スト】1

リクエスト1―1 ─甘注意─ ページ26

リア友からのリクエスト！

《猫系に獣化した夢主と黒の時代の双黒に襲われて食べられる夢主が見たい！》

...だそうです。

最初から難易度高すぎるぅ...

食べられるってなんぞや！(//∇//)

因みに、異能は解けない設定で！

ではどーぞ！

---------✁︎ｷﾘﾄﾘ✁︎--------





貴『っ...真逆、私がしくじるなんてね...怒られちゃうかな？』








おまけに変な異能を真面に喰らっちゃった




異能を喰らったお陰で痛くて悶えている間に敵には逃げられて




何か、頭とかお尻に違和感が在る気がする




でもよく判らないんだよね...









貴『あ、中也』




中也「おう...ッて、手前ェ如何したんだ！？」




貴『？』




中也「...その格好で太宰には会うなよ？会ッたら逃げろ。いいな？(絶対襲われる...俺も危ないが)」








中也の顔が赤くなった。如何してだろうか？




それに、何故逃げないと駄目なんだろう？









貴『ひゃっ！』




太宰「これ、異能かい？」




貴『やっ、ぁ...お、さむ...な、に...して...』




太宰「(ヤバい、これは駄目なやつだ...)」









何でゾワッてするの？



...え、嘘でしょ？



私のお尻から尻尾が生えてるんだけど！？



じゃあ、頭に在る違和感も耳？









貴『ごめん、私帰r』




太宰「逃がさないよ？」




貴『いっ！...治、止めてっ...痛いっ...』









治が私の尻尾をぎゅっと握っている。




猫の気持ちが判った...




強く握るとスッゴく痛いんだね？




力が抜けてしまい、床に座り込んでしまった。









中也「手前、こいつに手ェ出すなよ」




太宰「それってどういう意味で？」




中也「手前が一番判ッてンだろ」




太宰「勿論、でも無理かな...食べたくなっちゃったからねぇ」








先刻から何の話をしているのか、私には判らなかった。




ただ、今の内に逃げようとゆっくり前進していた。








太宰「こら、逃げないの」




貴『きゃっ！』









私の躰は一瞬宙を舞い、今は治の腕の中にすっぽりと嵌まってしまった。




所謂、お姫様抱っこ状態とでも云おうか。を、された。









太宰「こんなにも可愛んだから、今日は返ささないよ？いっそのこと、此の儘何処かに閉じ込めておこうかな」




中也「止めろ。てか手前、大分病ンでるな」




貴『お、治降ろして...』




太宰「ふふ、だ〜め♡」








...語尾にハートが付いていたのは気のせいだよね？

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