弐拾 ページ22
その後、龍→銀→私→中也の順にお風呂に入った。
お客さんを最後で良いのか?とも思ったが...中也が、手前が先に入れよ。俺は最後で平気だって...
御言葉に甘えてお風呂に入った。
貴『...あ、中也髪濡れてるからかな?何時もと雰囲気違うね!』
中也「まァな」
貴『じゃ、始めますか!』
中也「だなッ!」
葡萄酒を二つのグラスにお互いに注ぐ。
私は中也に、中也は私に。
貴「えっと、幹部昇格に乾杯?」
中也「否ァ?...糞太宰が此処を抜け出した記念だ!」
カランッ!
此処から先の記憶はなかった。
貴『ん...』
次に目を覚ますと隣には可愛い妹の銀の姿。
朝の三時半、目が覚めた。
私は御手洗いを済ませて、"自分の部屋"に帰った...
貴『ふぁ...』
中也「...」
貴『ん...』
隣に居るのは銀だろう...
私はそう思って安心して寝てしまった。
中也side
嘘だろ...
最初に思ッた。
多分癖なンだよな?未だ酔いが醒めてねェとかなンだよな?間違えて銀じゃなく、自分の部屋に戻ッて来て...
今の俺は理性を保つので一杯だ。
貴『スゥ...スゥ...』
中也「...」
好きな女が無防備にも隣で可愛らしい寝息を立てて寝ている...
はァ、睫毛長ェし肌も白い...ッて!
俺は何考えてンだよッ!!
貴『ん、ちゅ...や...』
中也「ッ...!」
寝言か...はァ、本当に質が悪ィぜ...
おまけに...彼奴の胸が見えそうなンだが見えねェ。その際どさがより一層に俺の理性を擽ッてきやがる。
あー、くそッ...!
中也「おい、起きろ...」
貴『んぅ...』
中也「!?///」
開けているような格好で、然も腕にしがみ付いてきやがッた...
弾力があるものが当たッてる...
抑えろ、抑えろ...
貴『お、さむ...』
中也「!...」
太宰の名前なんて...今は云うンじャねェよ...
俺も結局は餓鬼なのか?
こいつを俺の物にしたいだなンて...
中也「手前は俺だけを見てりャ良いンだよ...
A」
俺は寝ているAの瞼に、そッと口付けた。
相変わらず起きはしなく、可愛い寝息を立てるだけだッた。
俺は目を綴じて、眠りについた。
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はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 早速治しました!コレからも頑張ります! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - いえいえ、お役に立てたならば嬉しいです。これからも頑張って下さい。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 判りました!ありがとうございます! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 身長が158でDカップ、それに対して体重が39キロは一寸軽過ぎると思います。せめて44キロはないと割り合わないと思います。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!! (2018年9月18日 16時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる猫Blood | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時:2018年9月16日 23時