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第二章「目隠し」nb×sk
渡辺side
『行かないで…！ ああ、貴方以上に愛せる人なんて今後現れるはずないんです…！』
だからどうか、そばにいてください。
泣いているらしい彼女の叫声が聞こえた気がした。
笑顔にしてやりたくて「泣かないで、俺は大丈夫だから」と言いたくても
胸が熱く苦しくて、
口からは情けなくはくはくと息が漏れるだけ。
こんなとこでくたばったって未練しかないんだ。
…どうやら俺は、
＿＿暗転
.
.
ふと、浮上する意識。
ここは何処だったか。
ああ、そうか。…俺は。
次の瞬間、目の前の光が遮られた。
薄目で伺うと白く細い指が目の前に。
後ろから可愛らしく凛とした声で、
「誰でしょう」
と、問われた。
そんなの、考えなくても分かるに決まってる。
「…サク、」
名前を呟くと、嬉しそうに笑う声が聞こえて、目の前が明るくなる。
「探したんですよ」
「…それはすまなかった」
「寂しかった」
「…すまない、」
「…一度でいいから、」
「サク」
「なんですか、」
「それ以上言うな」
「でも」
「こうしてまた会えたんだ、これは幸福なことじゃないか？」
「…そうですね」
切なそうに笑うきみの顔をまともには見れなくて。
「そうだ。サク、今も舞は踊っているのか？」
「、はい。踊っています」
「久しぶりに踊らないか？」
「え、」
「嫌か？」
なるべく優しい声色で聞けば、
きみは嬉しそうに微笑んだ。
「ぜひ」
と少し大人びた返事をした。
「…サク、顔を見せておくれ」
今夜は月も、美しいだろう？
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來杏(プロフ) - ｱﾝｽﾞさん» 返信ありがとうございます！ すみません…。 了解致しました！ (2021年3月25日 23時) (
レス) id: 015fe807ef (このIDを非表示/違反報告)
來杏(プロフ) - 樹れれ*さん» 返信ありがとうございます！ 了解致しました！ (2021年3月25日 23時) (レス) id: 015fe807ef (このIDを非表示/違反報告)
ｱﾝｽﾞ(プロフ) - 來杏さん» 見落としておりました...！すみません...。あまあまなmmskのみで十分なのでそちらでお願いしたいです...！よろしくお願いします！ (2021年3月25日 21時) (レス) id: 3e74153632 (このIDを非表示/違反報告)
樹れれ* - 來杏さん» 記載してくださってたのにすみません！完全にこちらの見落としです…。そちらのシチュで全然◎なのでいつか書いてくださると嬉しいです…！！お手数おかけしましたm(__)m (2021年3月24日 21時) (レス) id: 13186da642 (このIDを非表示/違反報告)
來杏(プロフ) - ｱﾝｽﾞさん» リクエストありがとうございます！甘々なmmsk、了解致しました！ こちらの作品では裏のリクエストは受け付けておりませんのでご了承ください…！！ (2021年3月24日 9時) (レス) id: 3987904d8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：來杏
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen/tools/items.php#
作成日時：2020年12月14日 20時
