貴族の髪色。(ゆり組) ページ28
・ワッツハプンということで
・ゆり組さん付き合っております
渡辺side
涼太がちょっと出掛けてくる、と言って家を出て数時間。
どこ行ってんだろ。
連絡しようかなーと思ってソファで携帯を手に取る。
涼太とのトークを開いて、キーボードまで出すけど…
「…なんて送ったらいいんだろ」
わっかんねぇ。
悩むこと数十分。
文字を打ち込むより先に、玄関ががチャリと音を立てた。
なんだ、帰ってきた。
「ただいま」
「おかえりー…っ、」
ただいま、のその声に顔を上げながら答える。
「はぁ！？！？」
「リアクションいいね〜笑」
笑いながら上着を脱ぐ涼太。
いやそれどころじゃなくて。
…えっと、えー、え？？
「涼太、髪…」
「ふふ、染めてみました」
「え、やば、どうした？ 急に、」
「それよりも最初に感想ききたいんだけど」
そう言って俺の隣に座ってきた涼太。
ソファが沈んで、綺麗なストレートの髪がさらりと揺れる。
「っ、めっちゃかっこいい、よ…」
「ふふ、ありがとう」
「言ってくれても、良かったのに」
「驚かせたかったの。ごめんね？」
「…そういう理由なら…」
かっこよすぎない、？
もう直視とか出来ないんだけど、…
破壊力…え、やば。
「っし、じゃあちょっと動画でも撮ろうかなー」
と言って立ち上がろうとする涼太の手を掴んで、また座らせる。
「、ん？ どした？」
「待って、まだ見足りない」
「え？」
「…まだ、ちょっと待って」
俺の心が落ち着くまでちょっと待って。
まだみんなには見せたくないの。
涼太のこのかっこいい姿を俺がくまなく見て、
ちゃんと隣で「俺の涼太かっこいいでしょ」ってドヤ顔できるまでちょっと待って。
今はまだ、隣で顔赤くするくらいしか出来ないから。
じっと涼太を見つめる俺の心情を理解したのか、
にこにこしながら俺の方に体を向けてきた。
いやそれもギャップ…やば、
「…もういい？ 慣れた？」
「んー…」
そう唸ってると、涼太に不意をつかれた。
「んっ、ちょ、急に、」
「ふふ」
次はイタズラな顔で笑った。
…あーもう、一日じゃ絶対慣れない、
カッコよすぎるのも大概にしてよ…
いや、嘘。
「んね、涼太」
「ん？」
「かっこいい、好き」
「っ、」
かっこいいの大好き。
どう？ ちょっとは俺も不意をつけたんじゃない？
end.
====
早速書いてしまった…
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來杏(プロフ) - ｱﾝｽﾞさん» 返信ありがとうございます！ すみません…。 了解致しました！ (2021年3月25日 23時) (
レス) id: 015fe807ef (このIDを非表示/違反報告)
來杏(プロフ) - 樹れれ*さん» 返信ありがとうございます！ 了解致しました！ (2021年3月25日 23時) (レス) id: 015fe807ef (このIDを非表示/違反報告)
ｱﾝｽﾞ(プロフ) - 來杏さん» 見落としておりました...！すみません...。あまあまなmmskのみで十分なのでそちらでお願いしたいです...！よろしくお願いします！ (2021年3月25日 21時) (レス) id: 3e74153632 (このIDを非表示/違反報告)
樹れれ* - 來杏さん» 記載してくださってたのにすみません！完全にこちらの見落としです…。そちらのシチュで全然◎なのでいつか書いてくださると嬉しいです…！！お手数おかけしましたm(__)m (2021年3月24日 21時) (レス) id: 13186da642 (このIDを非表示/違反報告)
來杏(プロフ) - ｱﾝｽﾞさん» リクエストありがとうございます！甘々なmmsk、了解致しました！ こちらの作品では裏のリクエストは受け付けておりませんのでご了承ください…！！ (2021年3月24日 9時) (レス) id: 3987904d8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：來杏
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen/tools/items.php#
作成日時：2020年12月14日 20時
