＊ ページ19
阿部side
「ねえ、阿部ちゃん」
「んー？」
「俺どうだった？ Big Bang Sweetの」
「っ、…ええー、」
道中、佐久間にそんなことを聞かれた。
…さすがに可愛くて悶絶してましたとは言えない。
変なやつだと思われる。
っていうより、恥ずかしくて言えないわ！
「…ーっと、さすがだよね。バッチリ振りも落とし込んでさ」
適当にごまかす。
「世界観にも佐久間にすごくあってたと思う、し…」
ちら、と佐久間の方を見ると俺からは顔を逸らして唇を少し尖らせてた。
だからその顔、その顔可愛すぎるからね？
いやちょっとまって、
…拗ねてます？
「…佐久間？」
「…て、……だ」
「え？」
「…可愛いっては、言ってくれないんだ」
！？！？！？！？
えっ、？
これは失敗したパターン！？
「いや、！ 違うの！ 佐久間が可愛すぎて悶絶してた、…
だからー、その、…ほんっっとに可愛かったよ
でも恥ずかしいじゃん！悶絶してたなんて言うのは、さ。…だから……」
慌てて足を止めて訂正する。
恐る恐るといった感じで顔を上げると、
佐久間はけらけら笑ってた。
「…？」
「ははっ、いや、うん。知ってたよ、阿部ちゃんがそう思ってたの」
……？
どういう、ドウイウイミ？？
「…いや、はぁ！？」
「にゃは！ ごめんって！ ちょっとイジっちゃった！」
「もーっ…」
「ふふ、ごめんね？」
俺の顔を覗きこんで、ごめんねって首をこてん。
自分が可愛いって分かっててやってるよ、これは。
覗き込んできた金髪をさらりと撫でて、目線を逸らす。
これ以上は見てらんない。
可愛すぎて。
「…可愛かったよ、あのMV。ほんと」
「ふふ、ありがとー」
「今日ご飯食べたらうち来るでしょ？」
「うん？ そのつもりだけど！」
阿部ちゃん家も楽しみー！ってピョンピョンし出した佐久間。
昨日も来たのにって。
実はこれも策略だったりして。
まぁ可愛いからなんでもいいんだけどさ。
end.
過ぎて。(ゆり組) Req→←Sweetな策士。(あべさく) Req
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來杏(プロフ) - ｱﾝｽﾞさん» 返信ありがとうございます！ すみません…。 了解致しました！ (2021年3月25日 23時) (
レス) id: 015fe807ef (このIDを非表示/違反報告)
來杏(プロフ) - 樹れれ*さん» 返信ありがとうございます！ 了解致しました！ (2021年3月25日 23時) (レス) id: 015fe807ef (このIDを非表示/違反報告)
ｱﾝｽﾞ(プロフ) - 來杏さん» 見落としておりました...！すみません...。あまあまなmmskのみで十分なのでそちらでお願いしたいです...！よろしくお願いします！ (2021年3月25日 21時) (レス) id: 3e74153632 (このIDを非表示/違反報告)
樹れれ* - 來杏さん» 記載してくださってたのにすみません！完全にこちらの見落としです…。そちらのシチュで全然◎なのでいつか書いてくださると嬉しいです…！！お手数おかけしましたm(__)m (2021年3月24日 21時) (レス) id: 13186da642 (このIDを非表示/違反報告)
來杏(プロフ) - ｱﾝｽﾞさん» リクエストありがとうございます！甘々なmmsk、了解致しました！ こちらの作品では裏のリクエストは受け付けておりませんのでご了承ください…！！ (2021年3月24日 9時) (レス) id: 3987904d8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：來杏
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen/tools/items.php#
作成日時：2020年12月14日 20時
