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プロローグ ページ1

許せない許せない許せない許せない。



僕の大切な存在を殺した彼奴ら―鬼―が許せない。



絶対に許さない、絶対に倒してやる、絶対に、絶対に、





「それは本当に俺達だけが悪かったのかな?」





うるさい、うるさいよ、黙れ、口を開くな、





「本当は分かってるくせに。」





やめろ、お願いだから、やめてくれ、じゃないと、





「君は賢いんだから。」





壊れてしまう





『…知ってる、よ、』





そのくらい、ちゃんと分かってる…





「おい、何をしている。今すぐ立て。」





うるさいな、誰だよ、何だよ、もう…放っといてよ。





「いつまで弱音を吐いているつもりだ。」





「鬼が弱音を吐いて止まるのか。」





「そんなではただ無駄死にするだけだぞ。」





「お前は鬼殺隊に入って何がしたかった。」





「無駄死にするために入ったのか。」





何、何だよ、誰だよ。



どうしてそんなこと言われないといけないんだ。



無駄死にするかもしれないなんて知ってる。



鬼殺隊なんてそんな組織でしょ。





「違うだろ。」





「鬼を殺すために入ったんじゃないのか。」





…僕にはそんな資格ない。



鬼を殺す資格も、復讐する資格も、何もかもが。





「資格なんて必要ない。」





「お前がお前を認めず、お前のやりたいことを認めず、一体誰が認めるんだ。」





…何で、どうして。



何も知らない貴方が、そんなことを、





「強くなりたくないのか。」





…なりたいよ、なりたいに決まってる、なりたくないはずがない。



強くなりたくて…僕は鬼殺隊に入ったんだ。





「それなら、俺について来い。」





…え?





「俺の稽古は楽ではない。それでもと言うのなら…それでも強くなりたいと言うのなら、俺について来い。…あとはお前次第だがな。」





…何で貴方みたいな人が僕を救ってくれようとするの。



もっと良い人沢山居るだろうに。



それなのに、それなのに…何で…





「いつまでごちゃごちゃ言っているつもりだ。ついて来るのか来ないのか、早く決めろ。俺もそんなに暇ではない。答えないのなら帰る。」





…この人なら、僕を強くしてくれるかもしれない。



この人なら…信じてみる価値があるかもしれない。





『…お願いします、師範。』





この人なら…





伊黒小芭内、なら









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人見(プロフ) - フレフレ組尊いさん» なぁにぃ!!!ボクっ娘はありやぞ!!!!!(うるさい)はいごめんなさい、個人の価値観がありますよね(突然の反省) (2020年8月16日 23時) (レス) id: 882ef10c58 (このIDを非表示/違反報告)
フレフレ組尊い(プロフ) - ボクっ娘はないわぁ (2020年6月25日 13時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 終わりになっちゃうんですか...?続きが読みたいです。楽しみです! (2020年6月14日 22時) (レス) id: c2d0832e50 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(童磨推し) - 好きです!!続き楽しみに待ってます!!! (2020年5月25日 14時) (レス) id: 5357f72739 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみっく(プロフ) - 面白いです!続き読みたいです!お願いします! (2020年5月5日 18時) (レス) id: b641ec771d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星降る夜 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年11月11日 13時

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