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ライバル関係 ページ35

トクトクと心臓の音がする。

安室さんの音、ちょっと、はやい…?





「…撃たれるかと思って冷や汗をかいた。

お願いだから、自分から危険に突っ込むのはやめてくれ…!」





彼の表情を見ようと顔を上げようとするも、がっしりした手が頭を押さえる。
胸板に顔を埋めるしかなかった。

せっけんのいい匂い。


んふ、と笑いを漏らしながら頭をぐりぐりと擦り付ける。
聞いているのか!とがばっと離された。





「えへ、安室さんいい匂い、だ、な…って……」





彼の表情を見て、ぽかんと効果音が付きそうな顔をしただろう。

安室さんは、少しだけ頬と耳を赤く染めていた。
え、何、そのかわいい顔…。

数秒、時が止まったような感覚を味わった。





「本当に、いい加減にしてくれないと貴女を縛って閉じ込めますよ。」





え゛っと女子らしくない声が出た。
ヤ、ヤンデレってやつですか…?
真剣な顔で頬を挟まれる。

真剣な顔で??ガチ???


安室さんは私から手を離し、姿勢を戻して車のエンジンをかけた。

そ、そうだよ花凛を送ってから、この話は…。





「…沖矢昴のところにいるより、僕の近くにいた方が葉月さんを守れると思うのですが。

それとも僕より頼れる人がいるんですか?」





花凛の屋敷を出てすぐ切り出した。

降谷さんが見え隠れしてるんだけどわざとなの??
自信がすごい…まあ確かに安室さんはとても頼りになるけど。

貴方のライバルがいるんですよね…。





「ま、まあ…、貴方と一緒ぐらい頼れる人はいる…かもしれませんね。」





誤魔化して微笑むと、不服そうに顔をしかめた。

赤井さんのことどころかFBIの名前出しただけで多分アウトだよね
早く着いて〜〜!!





「それは…

君に印を付けた男か?」





しる…し……?


っア゛゛゛〜〜〜〜!!!!!!!!!

思い出して顔が真っ赤になる!!
赤井さん!!気まずいじゃん!!?

いや、違、わないんですけど多分イタズラだし、本気じゃないし、違うよ違うんです
とごにょごにょ言っていると、“好きでもない男と…”なんて呟かれた。

ハ〜〜〜〜ンちがうんです!!!
遊びで赤井さんに手出ししたら秒で撃ち抜かれそう(物理)


車が停まった。
いつの間にか着いたらしい。
うう、このモヤモヤで赤井さんに会わないといけないの…

お礼と共に、「安室さん、もっとちゃんと安室さんした方が良いですよ」とからかっておいた。

彼の眼が少しキツくなったのは言うまでもない。

影の動き→←予告状



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いちご飴(プロフ) - 素敵な作品見つけた…だと思ったら終わってた、、いつか更新してくださるのをずっと待ってます! (2月11日 16時) (レス) @page41 id: 9ae4f8b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
- ずーっと待ってます……!! (5月19日 20時) (レス) @page41 id: 59d78921c3 (このIDを非表示/違反報告)
- お、おわった…w (2022年7月28日 5時) (レス) @page41 id: fa9b0d5a55 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - コナンくんの破壊力えぐいです。 (2022年7月25日 8時) (レス) id: 32b67605f3 (このIDを非表示/違反報告)
カイセイ - 終わらないでぇぇ… (2022年4月24日 18時) (レス) @page41 id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆるり。 | 作成日時:2019年7月14日 20時

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