【JO1】伝えられるなら

#41 ページ41

翔「この辺に置いちゃってください」

「なんか、以外と多くてごめん(笑)」

翔「大丈夫でしょ。なんとかなる(笑)」


今はあの休みから1ヶ月後の休みの日。

Aはあの後、直ぐに引っ越しの手続きを
してくれて今は荷物を運び終えたところ。


翔「どうする？先にお昼とかにする？」

「そうする？広げ始めたら
収拾つかなそうじゃない？(笑)」

翔「だね(笑)」


キッチンに入ると


「私もやる！」

翔「えー(笑)」

「何でよ(笑)」

翔「隣いたら進まない」

「え、なんで」

翔「構いたくなるから」


そんなあからさまに照れなくても良いんじゃない？
ねぇ(笑)


翔「何か小さめの箱とか開けておけば？」

「じゃあそうしまーす」

翔「拗ねないで(笑)」


段ボールを開けに行ったからささっと…
ナポリタンとかでも良いかなって
準備してるとガタガタと…大丈夫？(笑)


「ねぇ、何処に置いても良いとかある？」

翔「テレビボードの横に空いてるとこあるでしょ？
そこ使って良いよ」

「了解！」

翔「スキンケアとかは俺のと一緒に置いておく？」

「翔也、いつも何処に置いてあったの？」

翔「脱衣所ー。1人だったからサクッとやってたけど
Aとやるならリビングでの方が良いもんね」

「持ってきていい？」


良いよって言えばタッタッタッって効果音が
会うような走り方をしてるし。

で、戻ってきたらニコニコしながら並べてるし。


翔「出来たよー」

「ありがとう！」


お昼を食べながらAの荷物を何処に置くとか
考えていて洗い物は2人で片付けて。

泡を腕につけたりして遊んでた(笑)


翔「Aの洋服、俺の隣に入るかな」

「え、結構パンパンじゃなかった？」

翔「整理整頓したんですよー(笑)ほらっ」

「上も空いてる！」

翔「そこも入れてもいいよ」

「ありがとう！」


俺の方を向いてそんな顔するから…


「…ねぇ(笑)」

翔「ん？(笑)」


キスしたくなるじゃん？で、その後の顔が
もう可愛くて…ってまだ昼だ。

先ずは大きい服からしまうみたいで
どんどんと運んではかけて…ってやってるから
俺はリビングで他の段ボールをあけたりしてたら


「翔也ー椅子とかってある？」

翔「え、何で？」

「上、届かなーい」


一所懸命上にあげたいらしく頑張ってるから
後ろからそのまま持ってあげると


翔「此処でいい？」

「あっう、うん」

翔「見上げないで(笑)」

「かっこいいね」

翔「力抜けるから落ちたら痛いよ」

「やだ(笑)」

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