検索窓
今日:111 hit、昨日:138 hit、合計:188,701 hit

40 ページ40

夜景が見える綺麗なバーにきたけど




翔「ねぇ、A?」

「ん?」

翔「前にさずっと離さないって言ったじゃん?」

「…うん」

翔「色々あったし,不安にもさせた。
だからもう同じことさせなくないし」


付き合ってからのが何かと試練じゃないけど
あった気がする。変に気を遣ったり…
あのフロントの…


翔「俺、Aと同期で同じ総務に配属されて
よかったなぁって思ってて」

「今はシステムじゃん(笑)」

翔「出会いの話!(笑)」

「ふふっうん」

翔「今ってもう、社内じゃ会わないじゃん?
お昼も一緒もないし」

「そうだね」

翔「そこで、木全は考えた。
どうやったら一緒にこれからも居れるのか」

「うん?」


そういうと私の右手を取る翔也。
ゆっくりと右手薬指に、はめられた指輪。


「え?」


それと…


翔「はいっ」


小さなウサギのぬいぐるみが差し出され
抱えていたのは鍵。


「これって…」

翔「俺と一緒に住んで欲しいな。
右手の指輪は予約…という事で…」


恥ずかしそうに俯くから私も恥ずかしくて


翔「絶対に幸せにするから左手の薬指、開けといて」

「翔也…私もずっと一緒にいる」

翔「本当?!」

「当たり前じゃん」


思わず隣に座る翔也の頬に口付けをすると


翔「ちょ!あーもう緊張した(笑)」

「かっこよかったよ(笑)」

翔「変じゃなかった?」

「変だったとしても変じゃなかったとしても
私には翔也だけだよ」

翔「…狡いなぁ、その大胆さ嫌いじゃないけど」


ゆっくりと重なる唇は店内のちょっと
落とされた照明とゆっくりとながれる
BGMに消えていった。


翔「ちゃんと伝えられて良かった」

「伝えてくれてありがと」










fin.

#41→←39



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (216 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
532人がお気に入り
設定タグ:JO1 , 木全翔也   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

pikuzu0120(プロフ) - きまちゃんと同期のお話、この設定が最高でした♡先輩たちからのからかい?にもニヤニヤしながら読みました笑 (2022年5月29日 23時) (レス) id: 92f9b45def (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - ゆうきさん» ありがとうございます!!きゅんきゅんしてもらえて良かったです!!続きも良いですよね…ずっと悩んでまして…笑参考にさせて頂きます! (2021年9月9日 21時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - すごくキュンキュンしてとっても良かったです!!!可能であれば続きが読みたいです!!! (2021年9月9日 21時) (レス) id: 740e00b37c (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - KIM MINさん» 木全JAMの方に読んでもらえてるのも嬉しい…泣。コメントありがとうございます!! (2021年9月7日 22時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - ほのかさん» ありがとうございます!色々考えてみます!どうなるかわからないけども…汗 (2021年9月7日 22時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Chii。 | 作成日時:2021年8月21日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。