【JO1】伝えられるなら

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翔「うわっやばい」

蓮「早く行かないと帰っちゃうよ？(笑)」


先に帰ります！って伝えると
はーいって手を振ってくれる先輩達は
優しい…

総務遠いなほんっとに。

総務はまだ何人かいるみたいで


翔「A！」

「翔也！終わったの？」

翔「良かった…間に合った…」

「どうしたの？」

翔「ちょっと行きたいところあるんだけど…」

「うん、わかった」


息を整えてAが出てくるのを待つ。


「お待たせ。ねぇ、朝のあれ何(笑)」

翔「うん、スーツめっちゃいい」

「ねぇ(笑)」

翔「ついてきて？」


Aを連れてちょっと大きめのビルの前に着くと


「ここって…」

翔「夜景が綺麗だしたまにはどう？(笑)」

「素敵…」


今日のAも可愛いし綺麗で
朝、伝えて良かった…

お店について中に入ればまた一段と違った雰囲気で
俺が緊張する…(笑)


翔「奥のカウンター…どうかな？」

「いいねっ」


ゆっくりとカウンターの椅子に座れば
Aは夜景に夢中で

俺はこの一週間をこの日のために用意したもの。

メニューを決めて運ばれてから


翔「乾杯」

「乾杯」


緊張してるけど大丈夫かな。

Aはずっと夜景を見ていたから

今、自分ができる全てを…



・



翔「ねぇ、A」

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