【JO1】伝えられるなら

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Aの部屋に初めてきたけど落ち着く。
あぁ、Aが言ってたのわかるかも。

2人でのルーティンが終わって
布団に入ると一気に自分がどこにいるのかを
気付かされた。

言わないでって照れる彼女があまりにも
可愛くて今まで我慢してたけど


「ちょ、翔也…」


彼女の手にゆっくりと触れて指を絡めていく。
手を繋いだのこれが初めてかも。

そのままゆっくりと彼女を仰向けにすれば


翔「今日は…ちょっと無理…かも」



・



彼女は、いいよって小さく答えた。
その唇にゆっくりと触れる…

繋いでいた手に力が入るのが分かるから…



・



翔「良いよ、背中に回して…」



・



角度を変え何度もするとそれに応えてくれる…
ちょっと必死なのも可愛くてしかたなくて

一度離れると見上げられた顔は
更に俺を加速させるだけで…



・



翔「その顔…だめ」

「翔也の、その顔もだめだよ」



・



どちらからともなく重なる吐息。
彼女の腰に触れれば一瞬反応する…



・



翔「…いい？」

「うん…」

翔「いやなら…言って…」



・



そのまま2人の体温は重なっていく…
深い夜へと導かれていく…

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