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珈琲を飲んで戻ると人は減っていた。
私達は別に終電に間に合えば良いかなって感じ。
奨「Aちゃんちょっと俺の休憩にも
付き合って(笑)」
「あ、はい」
席に戻る前に呼ばれ一緒に着いていく。
翔也といつも行く場所とは違って
少し開けた場所。
奨「ごめんね、何度も手を止めちゃって」
「大丈夫です」
奨「瑠姫から聞いたよ。異動はさせないって(笑)」
「言われました…(笑)」
奨「残念だなぁ。もう少し一緒に
仕事してみたかったのもあったからさ」
「でも私にシステムは…」
奨「言ったじゃん？経験って」
「まぁ、そうですけど…」
奨「また来月からは別々だけど
お互い頑張りたいね」
「はい」
奨「ところで…」
ここからは仕事じゃなくてって
前置きをされてから話し始める主任。
奨「翔也のこと、どう思ってる？」
「え？同期です」
奨「本当にそれだけ？」
「まあ、ただの同期っていうよりは…
頼れるかなーっていう…」
奨「そっか(笑)
俺、入社式の時にAちゃんと翔也が一緒にいたの
見てて。Aちゃんは覚えてないと思うけど。
可愛い子だなぁとは思ってて」
「いやいやいや、可愛いとか」
奨「だから今回、総務って言われて
嬉しくてさ。そしたら翔也とめっちゃ仲良く
してるし何か、距離感近いしね(笑)」
「まあ、家も近いってのもありますし…」
奨「翔也を狙ってる子多いから
がんばってね(笑)」
「頑張るっていうのは…」
奨「もたもたしてると取られちゃうよ？(笑)」
「私そんな！」
奨「隠さなくてもわかるよ(笑)
戻ろう。遅くなっちゃうし」
「あ、はい」
與那城主任は一歩前を行く。
奨「もし、翔也に彼女が出来て
泣くようなことあったら俺んとこおいで(笑)」
「主任(笑)」
奨「Aちゃんならいつでもいいよ」
真剣な顔して言うから私だって流石にわかる。
主任は絶対的な2文字を言わなかった。
大人の対応なのかな。
かっこよくて背も高い。
仕事もできて包容力もある。
「さて、もう少し」
翔「おかえり…何があったの？」
「え？話してきただけだよ」
翔「耳真っ赤なのに？」
「え？」
でも、私はこの隣の白くて男性にしては小柄で
でもしれっと何でもこなして食べるの
大好きな人の方が良いんだよね…
「ねぇ、翔也、告白ってされたことある？」
翔「あるよ」
「え？！」
翔「え？」
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pikuzu0120(プロフ) - きまちゃんと同期のお話、この設定が最高でした♡先輩たちからのからかい？にもニヤニヤしながら読みました笑 (2022年5月29日 23時) (
レス) id: 92f9b45def (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - ゆうきさん» ありがとうございます！！きゅんきゅんしてもらえて良かったです！！続きも良いですよね…ずっと悩んでまして…笑参考にさせて頂きます！ (2021年9月9日 21時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - すごくキュンキュンしてとっても良かったです！！！可能であれば続きが読みたいです！！！ (2021年9月9日 21時) (レス) id: 740e00b37c (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - KIM MINさん» 木全JAMの方に読んでもらえてるのも嬉しい…泣。コメントありがとうございます！！ (2021年9月7日 22時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - ほのかさん» ありがとうございます！色々考えてみます！どうなるかわからないけども…汗 (2021年9月7日 22時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chii。
| 作成日時：2021年8月21日 16時
